新判例体系　公法編

◆総合的･体系的判例集
本書は､斯界に高名な学者･弁護士など､朝野の法曹が相協力し､その総意の結集をもって編さんした総合的､体系的判例集です｡
◆重要判例を登載
憲法施行後の判例を基本とし､最高裁判所判例集及び高等裁判所判例集に登載された判例は勿論､その他これらに登載されていない判例についても､重要なものは収め､また大審院判決録及び大審院判例集に登載された判例も､理論的･実務的に現在重要性を持ったものを選別して収めてあります｡
◆各法律の各項別体系的に編成
学理上の要求と実務上の便宜との両面から総合的調和を企図して編集されており､公法各法の各法条ごとに､かつ同一条項内は事項ごとに分類配列するとともに､同一判例でも他の項目に関係あるものに留意し､相互に引用参照の関連づけがなされていますので､判例の検索は容易です｡
◆判決の内容が容易に理解できる
判例の登載方法は､各法条の後に判例の内容を簡明に摘出した｢判決(決定)要旨｣を太字で掲げ､その次に原則として判決原文に忠実に該当理由を摘出した｢判決理由｣を登載してあります｡したがって､判決原文すべてにあたることなく､判決の内容を容易に知ることができ､大変便利です｡
◆判例の検索が容易な見出しと目次
判決(決定)の要旨の上部欄外に判決事項の要点を簡明に示した｢見出し｣を掲げ､この見出しが目次とも連系させてありますので所要の判例を迅速かつ的確に検索することができます｡
◆判決年月日からでも該当判例が検索できる年次索引完備
各法域ごとに､判決年月日順による審級別索引を用意し､裁判所名･事件番号･出典･登載頁等が掲載されていますので､参考書等の注にある判決年月日のみの表示からでも容易に目的の判例を検索することができます｡