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若手社員の座談会

(1)現在の仕事

 

[杉 岡]

総務局人事部の杉岡です。今日は入社前から成長ぶりを拝見してきた3名の若手社員の皆さんに集まってもらって座談会を行いたいと思います。よろしくお願いします。まず、現在のお仕事について教えてください。

 

[中 山]

 

名古屋支社 直販部の中山雄大です。今年で入社4年目を迎えました。加除式書籍のさしかえをメインに行う業務部から卒業して、現在は直販部に在籍しています。仕事は、購読中のお客様への新しい書籍の紹介と新規のお客様開拓を主に行っています。

 

[篠 田]

私は編集第一局 実務書編集部の篠田始です。入社後は出版管理局校正部で基礎を学び、実務書編集部に異動して2年半になります。主にしている仕事は法令改正等に伴う追録補正原稿、新規設問項目といった校閲用下原稿の起案です。また、それを実際に執筆者のところまでお届けすることもあるので、ある程度内容を知る必要があり、いいかげんな下原稿や新規設問項目を起案することは、当社の名前を汚してしまうことにつながるので、注意深く行います。新規設問項目の起案に関しては、お客様の立場に立って、時流に合わせたタイムリーなものを作るよう意識しています。また、担当書籍に関連する判例・裁決例・通達等が出たときに、書籍にどう影響するのかを常に意識しています。実務書と呼ばれる専門業の先生が直接携わるような実務に役立つ書籍を手がけています。

 

[林]

編集第一局 手続書編集部の林あい子です。私も入社後は篠田くんと同じく校正部で基礎を学び、その後地方自治体例規集や諸団体の規則集データベースの編集をするデータ管理局という部署に配属されたのですが、入社3年目に今の部署に異動してきて2年半くらいになります。今の主な仕事内容は手続書の編集です。

 

[杉 岡]

篠田くんは執筆者の先生に直接会ったりすることは多いの?

[篠 田]

そうですね。当社の書籍執筆者の方は大半東京にいらっしゃるので、東京の出版渉外局の社員の方を通じて原稿をいただくことが多いのですが、私は名古屋にいらっしゃる執筆者の方も担当させていただいているので直接折衝して原稿をいただいたり、原稿をお願いに行くときにはお会いしたりします。1日に5~6件程回ることもありますよ。車だと小回りがきかないということもあって自転車で回るので、夏はちょっとつらいですね。世間ではクールビズと言われていますが、先生にお会いする時はきちんとスーツを着ていきますので夏は非常に暑いですね。

[杉 岡]

営業の中山くんも夏の仕事は厳しいでしょ?

[中 山]

私は社用車を使用していますので大丈夫です。担当地区が広いのでちょっと自転車では周りきれません。(笑)

 

(2)入社を決めた理由

[杉 岡]

現在は皆それぞれの部署で活躍していていつも頼もしく拝見していますが、この会社を知ったきっかけや入社を決めた理由を教えてもらえますか?

[中 山]

私は大学で行われた合同就職セミナーで初めて新日本法規出版を知りました。そこでいただいた会社案内のパンフレットの言葉に惹かれたのが興味を持ったきっかけです。「新日本法規出版は、法律書籍を中心とした出版事業を通じて、法治国家形成の一翼を担うとともに、刻々変化する時代に即した情報提供の創造をすすめてきました。情報の氾濫する時代の中でこれからも新日本法規出版は、信頼できる法律情報を様々な情報環境を通じてご提供し、法律情報支援企業としてビジネスのお役に立ち続けてまいります」というメッセージと、人事部の方のお話を聞いて、新日本法規出版は日本が法治国家である限り必要とされる会社だなと感じたのが志望理由です。そして、ご縁があって採用していただいて現在に至ります。

[杉 岡]

最初から営業職希望だったの?

[中 山]

私は人見知りせず誰とでもしゃべることができるタイプで、大学時代は周りの友達にも「営業職が向いている」と言われていたこともあって、営業職の仕事しか探していませんでした。他にも営業職で内定をいただいていた会社があったのですが、パンフレットのメッセージが決め手となって新日本法規出版に決めました。

[杉 岡]

林さんと篠田くんは最初から編集職を目指して会社を探していたの?

[林]

私は「出版社に就職したい」とこだわりを持っていたのではなく、大学で開催されている学内就職セミナーで初めて会社のことを知って、杉岡部長のお話を聞いて興味を持ったのがきっかけです。さらに本社が名古屋にあるので地元で勤務ができるということと、近くにこんな出版社があったんだなという意外な発見でここに決めました。それまでは法律の専門書籍を見たことがなかったので、正直会社名も知らなかったんですよ。それで、会社説明会の後に家に帰って両親に話をしたら、「この会社の書籍見たことあるよ」って両親の方が逆に社名を知っていて驚きました。

[杉 岡]

最近は大学の就職部の方も就職活動に力を入れていただいていて、毎年当社も大学の就職セミナーにたくさん参加させていただいています。中山くんや林さんのように、学内セミナーで当社の社名を初めて聞いて入社してくださる方もたくさんいるんだよ。どんな出会いも大切にしたいですね。

[篠 田]

 

私は新聞社を含め、マスコミ全般を最初は希望していました。なぜ新日本法規出版に決めたかというのは、自分も専門的な知識を得つつ、能力を高めていけるかなというのが最終的なポイントで、そのイメージが描けたのでそういう風になっていきたいなという期待をこめて希望しました。

 

[杉 岡]

三人ともいろんな業界にも興味があったけど、最終的には出版社に決まったということだね。ご縁があったのですね。また、入社のきっかけもそれぞれ違うのかなと思いますね。

 

(3)内定者時代のエピソード

[杉 岡]

私は篠田くんが内定者の時、困らせた記憶があるけど覚えてる?

[篠 田]

どういう意味ですか?

[杉 岡]

確か当時、篠田くんは当社から内定が出た時に別の会社からも内定をもらっていて、どうしたらいいか悩んでいるという相談の電話があったんだ。その時に、「それは自分で考えて決めて欲しい」と厳しく突き放した記憶があるんだよ。だから私はその時の篠田くんの印象がずっと記憶に残っている。その他にも思い出深いエピソードとして、篠田くんはアポイントなしで突然会社に訪問して来てびっくりしたこともあるんだよ。

[一 同]

(笑い)

[林]

本当!?

[中 山]

内定者時代にですか?

[篠 田]

まあ、ちょっと生意気なのですが、突然訪問したら会社はどういう対応をするのかをちょっと試してみたかったのです。

[杉 岡]

「この会社はどうなのか?」「素の姿を見たい」って思ったのかな?実際に訪問してみて、その時はどう感じたの?

[篠 田]

人事部の方は私の失礼な訪問にも嫌な顔ひとつせず、とても温かく対応してくれて安心しました。

[杉 岡]

本当に?!それで当社を選んでくれたなら、私は嬉しいよ。

[篠 田]

あのときのことをだんだん思い出して恥ずかしくなりました。(笑)

[一 同]

(笑い)

[林]

私の内定者時代の思い出と言えば、内定後から入社までの間に定期的に会社に提出するレポートに苦労したことです。学生時代はレポート提出が苦手だったので、会社にもレポート提出があると聞いたとき、「内定をもらったとはいえ、入社まで油断はできないな」と感じました。

[杉 岡]

内定後のレポート提出は、私たち人事担当者とのコミュニケーションペーパーの役割も兼ねているんだよ。ちょっとした疑問や質問もレポートを通じてきちんとお答えして入社までのサポートをしています。

[中 山]

私は内定者懇談会ですぐ周りの皆と仲良くなり、懇談会後に何度か食事に行ったり飲みに行ったりしました。同期と連絡を取り合ったおかげで入社を安心して迎えることができました。

 

(4)社会人になったと実感したとき

 

[杉 岡]

会社に入って、一番最初に「社会人になったなあ」と実感したときはどんな時かな?

[林]

編集職で入社後最初に配属される校正部は、同期社員が20名ほどいたので初めはまだ学生生活の延長のような気分でした。しかし、3か月後にデータ管理局へ異動になり、同期と初めて離れて一人になった時、編集の仕事で覚える事があまりにも多すぎて、わからないことがあってもなかなか質問する勇気がなかったり、どうして良いのか本当に分からなくなった時に社会の厳しさを感じましたね。

[杉 岡]

困った時助けてくれた人はいたの?

[林]

あの頃はもちろん先輩達は私をとても気にかけてくれました。しかし、自分自身が何が分からないのかも分からないくらい頭が一杯一杯になってしまって、質問もできない状況だったことをとても良く覚えています。

[杉 岡]

なるほどね。校正部から異動したときに社会人を意識したんだね。営業職ではどうですか?

[中 山]

そうですね、お客様から直接自分宛に、注文のお電話をいただいた時です。

[杉 岡]

初めて書籍を買ってもらえた時かな?

[中 山]

初めて注文していただいたお客様は、今でも忘れません。業務部時代は毎月差し替えにお伺いするお客様がいるのですが、毎月伺うとだんだん顔を覚えていただけるようになって、お客様とはお仕事をされながらも「どこに住んでるの?」などプライベートな話をするようになりました。ある日の訪問で「何か注文があったら連絡するね」と言われて、その時は買っていただけなかったのですが、後日会社に「中山くんにつないで欲しい」と電話で書籍の注文をしてくださったのです。他にも営業社員がいる中で、「中山くんから買うよ」って言っていただいたのはとてもうれしかったですね。入社して3か月後から自分の営業担当地区を持たせていただいたのですが、すぐには売れなくて、その秋くらいの出来事でした。あまりにうれしくて人事部にも報告に行きました。

[篠 田]

私は自分のミスでお客様に謝ったときですね。ご指摘があって自分のミスが発覚して、始末書まで書きました。とんでも無いことをしたなあと、あの時は落ち込みましたね。

[杉 岡]

これが社会の厳しさで、自分がしっかりしなきゃいけないというのを実感したんだね。

[篠 田]

そうです。アルバイト時代にお皿一枚割るのとはもう訳が違うんだなと実感しました。

 

[杉 岡]

自分でミスに気がついたの?

[篠 田]

いえ、お客様からのお電話で「しまった」って冷や汗が出ました。調べてみると確かになければいけない、あるべきページが欠落していたんですよ。もう夢であってほしかったです。そのお客様の本だけじゃないのかなって思ったのですが違いましたね。

[杉 岡]

その時先輩や上司がフォローしてくれたのかな?

[篠 田]

どういう原因でこうなったかというのは、上司と確認しつつ、「君のやり方では、こうなっちゃうから、こうすべきだったぞ。」っていうのをきっちり教えてもらって、次は無いようにという指導でした。しかし、課長にかなり迷惑かけてしまいました。僕のミスなのに課長があちらこちらに全部謝って、一番申し訳ないことをしたなと思っています。

[杉 岡]

その失敗の経験があるから、今の篠田くんがあるんだよ。

[篠 田]

でも、その時のミスはまだ挽回できていないですね。それくらい大きなミスでした。将来このときのミスを取り戻せるような仕事をして、課長に恩返ししたいですね。

 


(5)入社後嬉しかったこと


[杉 岡]

会社に入って嬉しかったことは何ですか?

[林]

私が嬉しかったのは、初めて満額で賞与をもらったときです。入社して最初に来る夏期の賞与は、全額はいただけないので、冬期に初めて全額もらえた賞与はものすごく感激でした。入社後半年以上たって、改めて社会人になったことを実感した瞬間だったように思います。

[篠 田]

私はやっぱり素敵な仲間に出会えたこと。

[杉 岡]

奥さんにも出会えましたね。

[篠 田]

いえいえ(笑)。でもそれだけではありません。私が入社したときには個性あふれる同期社員が53名いたので会社に入って壁にぶつかった時も、悩んだときも彼らがいたおかげで乗り越えられたものもあります。同期は宝ですね。また、仕事では製品を通して常に自分と向き合えますし、一つ一つの工程を終えた時の充実感が何ともいえないほど嬉しいですね。

[林]

私も自分が関わった書籍が完成したときは、何年目になってもやっぱり嬉しいです。

[杉 岡]

林さんは問答式の書籍を担当しているよね。「問い」の部分は自分で考えた設問を載せることができるのかな?

[林]

私たち編集職はあくまでも起案をするだけで、執筆者の先生がそれを採用するかしないか決められますし、どういう風にその内容が書かれるかっていうのは、自分が思っていたものとは違ってくることも多々あります。しかし自分の考えた案が執筆者に認められ書籍の内容に採用された時は、私ちょっと良いポイントをついたのかなと思います。

[篠 田]

それは嬉しいね。

[林]

時々全部不採用だったりもしますけどね(笑)。採用件数が多いと良いところに目をつけたのかなって思えます。

[中 山]

私はお客様を訪問するためにいろいろな場所へ行き、たくさんの人と出会えたことが嬉しいです。学生時代に机の上で勉強したことよりもはるかに多くのことを経験から学ばせてもらったと思います。また、自分の営業成績が発表された時に、全国の営業社員から「どうやって販売したの?何が売れたの?」など問い合わせの電話がかかってくることもあり、自分の自信につながります。

[杉 岡]

中山くんは入社当時からよく人事部にも近況報告に来てくれていたから、来るたびに顔つきがどんどん社会人らしく変わっていくなと見ていたんだよ。そうした嬉しかった経験が、仕事のモチベーションにつながり、今の皆さんを支えているのかもしれないね。これからも嬉しかった経験をたくさんつくっていきましょう。

 

(6)入社後苦労したこと

[杉 岡]

皆さんそれぞれいろんな思いを抱いて入社してくれたと思うのだけど、入って苦労したことはあった?

[中 山]

苦労した経験はたくさんありますが、やはり営業をする上で販売目標をいかに達成するか日々苦労していますね。新入社員の頃ですが、お客様がとても忙しい時間に訪問してしまい、出直した方が良いかなと思っていたところ、わざわざ自分のために時間を作っていただいたのです。その時はおそるおそる新刊書のご案内をさせてもらったのですが、それが良い書籍だと褒めていただいて他のお客様をご紹介していただき販売につなげることができました。その時は時間も労力もかかりましたが、人間の出会いと販売の楽しさに感動しました。

[杉 岡]

入社直後の法律の知識もまだないときは、どうやって営業をしていたの?

[中 山]

「新入社員です!よろしくお願いします」って、最初は元気なあいさつから始めました。

[杉 岡]

そうだね。経験が少ないうちは、新入社員なりの一生懸命さが必要だね。

[中 山]

営業は経験がすべてものをいう世界。経験を積んでいる先輩に話を聞いて、自分でも試してみたりとちょっとずつ覚えていきます。その結果売れるとやっぱりうれしいのですが、営業ノウハウを覚えて自分のものになるまでが一番苦労しますね。ある程度経験を積まないと先輩に何を聞いていいかもわからないので、最初のアピールは「新人です」ってことと、やはりお客様から教えていただく気持ちで何度も何度もお伺いすることが大切ですね。

[杉 岡]

その苦労をなんとかして乗り越えたところに喜びややりがいがあるので、苦労とやりがいは裏表というところはあるよね。

[中 山]

営業職の場合、努力は評価として給料に反映されますからね。たくさん給料をいただいた時はとても嬉しいです。

[杉 岡]

編集職のお二人はどうですか?

[林]

私は手続書とよばれる法律の解説書の編集に携わっているのですが、初めは法律のプロフェッショナルの方が参考に読む本の編集に私のような素人が携わるというのは、とてもプレッシャーでした。法令の解説書というのは、専門家が法令を読んでもわからないから必要なのであって、それを私が作ることはできないなと感じたこともあります。もうちょっと法律の知識がある方が作った方がよいのかなと思ったこともありますが、プロの方にも解説書が必要なので私はそのお手伝いをしているという心持ちで行っています。

[篠 田]

私も専門家の方が読んでためになる書籍を編集することができるかとても不安でした。また、仕事には必ず期日があるので、ちゃんと仕上げることができるかということも不安でした。常に時間を意識していたように思います。

 

(7)法律の知識(編集職編)

[杉 岡]

当社の商品は法律に関わるものばかりなのだけど、お二人は入社当時から法律の知識はあったのかな?偶然篠田くんと林さんは法学部出身ではないのだけど、入社希望者の中には法学部出身ではない方もたくさんいらっしゃるので、経験談があったらお聞かせください。

[篠 田]

そうですね。私は経済学部出身なのですが、入社してから法学部だからできるとか経済学部だからできないなど感じたことはないです。やはり入社して法律の改正内容等を常に吸収していく姿勢がないと、どの学部だからとか関係なしに難しいのではないかなと思いますね。

[杉 岡]

学生時代に法律の知識があまりなくても仕事で長い期間携わっているとやはり知識量は増えているものですか?

[篠 田]

入社時に比べて、比較にならないほど詳しくなりました。どうしてこの法律が制定されるようになったか等の、その背景までわかるようになりました。また、それ以外にも法律について知りたいことに関しては、豊富な資料のある資料室等へ行けば大体のことは調べることはできます。

[林]

私は建築基準法関係の本に携わっているのですが、ニュースで流れた耐震偽装の事件の後に法律が改正されていく動きを実際に目の当たりにすると、社会で起こっていることが法律に反映されているんだなということがわかり、法律は本当に生活に基づいているものなのだなという実感があります。

[杉 岡]

担当しているのは1つの書籍だけではないですよね?建築関係以外にどれくらいの書籍を担当しているの?

[林]

建築関係を3書籍担当していまして、あとは本当に分野がバラバラなので何法といわれるとなかなか難しいですが・・・。

[杉 岡]

建築関係の本ばかり携わるのではなく、全くジャンルの違った本でも何書籍か一緒に担当するの?

[林]

そうです。課ごとに大まかに分担されているのですが、全く分野の異なる書籍を複数担当している場合が多いと思います。

[篠 田]

私の所属している実務書編集部も様々な分野の書籍を担当しており、その根拠となる法律もいろいろですね。2年3年継続して、同じ書籍を担当していますが毎年担当が変わると知識が追いつかないのではないかなと思います。一冊の本はやはりそんなに簡単ではないですね。

[林]

私には手におえないほど難しい書籍もあるのですが、愛着があって手放したくない書籍もあります。そうやって書籍に慣れて深く内容を知っていけば編集する際にも楽ですね。

[篠 田]

そう、わかりやすいよね。

(8)法律の知識(営業職編)

[杉 岡]

中山くんは法学部出身だけど、入社してからも法律の勉強はしたのかな?

[中 山]

私は大学で法律を学んでいたのですが、入社してみて日本には大学で学んだものより遙かにたくさんの法律があるんだなと驚きました。まだまだ経験不足ですが、やはり初めは本や法律の知識が少ないためどんなお客様にも自信を持って商品のご案内ができる・・・とは言えませんでした。私の場合は法律に関して勉強するというより、先輩社員やお客様から教えていただいたことを蓄積する毎日ですね。先輩社員から本ごとのポイントを教わったり、お客様から改正の一番大きなポイントなどを教えてもらうこともあるんですよ。また自分で調べて法律のことを勉強するよりも、法律の専門家であるお客様や経験豊富な先輩社員から教わった方が覚えやすいというのはあります。

[篠 田]

お客様から教えていただけるのはありがたい環境だね。

[中 山]

そうですね。書籍をご覧いただいた時に「この法律の解説は詳しく載っているね」など感想をいただいた時などは、聞き逃さずに覚えて次の営業に活かしたり、逆に「もうちょっとここにこんなことが書いてあると良いのだけど」などご意見をいただき編集職の方に問い合わせたりすることもあります。

[林]

営業職の方からの情報提供はこちらも助かります。

[中 山]

学生時代は法律を知っていても、その法律をどんな業種、職種の方がよく利用するものなのか等はあまり知りませんでした。最初は会社のマニュアルを読んで法律と職業のつながりを覚えて、今は先輩社員と現場の旬の声を情報交換してマニュアルにない知識もどんどん増やしています。そうして将来は自分なりのマニュアル、営業スタイルを築くことができたらいいですね。

[杉 岡]

営業職も編集職も入社してから皆さん努力しているのですね。努力をひとつひとつ積み重ねていくことによって、大きな成長となりますので引き続き頑張ってください。

(9)職場の雰囲気

[杉 岡]

皆さんの職場の雰囲気はいかがですか?

[中 山]

営業職は週の大半をお客様と過ごすことが多いので、社員同士の交流は携帯電話での情報交換や週に1度の会議で集中して行いますね。週末には先輩社員と飲みに出かけることも多いですよ。また、基本的に2年目から遠くの地区へ出張に出かけることが多いですが、担当地区の近い先輩とともに食事をしたりして、人間関係を築くことにより自分自身のやる気につながるように助けてくれています。

[杉 岡]

編集職はどうですか?よく職場見学をした学生の方からとても静かですねと言われるのだけど、実際入ってみて二人はどう思っているのかな?「自分はじっとしていられないタイプですが、編集は向いてますか?」という質問を受けたこともあるので是非教えてください。

[林]

静かな人やじっとしているタイプの人が集まっている訳ではありません。集中していたらしゃべる余裕がなくなるんです。私が感じる限りでは皆仕事を一歩離れると、良い意味で明るくてちょっと変わった方が多いです。でも、やはり仕事の時は仕事のモードに入っていきますね。

[杉 岡]

一見すると静かな雰囲気なだけということだね。

[林]

私も初めは静かな環境に耐えられるか心配に思ったのですが、入社してみると意外と静かではない場合が多いです。黙ってないし、静かにしていない人の方が多い気がします。

[篠 田]

うまくメリハリをつけている方が多いと思います。また、それが一番大切かなと思いますし・・・。

[杉 岡]

現在は皆さんの部署にそれぞれ後輩が入ってきましたが、先輩として心がけていることはありますか?

[林]

後輩に相談してもらえるような先輩になっていきたいですね。「これはどうしたらいいですか」と聞かれた時に自信を持って答えられるようにしたいです。私の先輩は自分が直接関わっていない書籍のことでも明快な答えをくれることが多いので、自分も知識を深め先輩のようになりたいなと思っています。

[篠 田]

私もやはり相談された時にAかBかはっきり、自信を持って指示できるようになりたいですね。

[中 山]

私も後輩から自分を目標にしてもらえるような先輩になりたいと思います。何も言わなくても自分に頼ってきてくれたり。仕事だけじゃなく私生活の悩みを打ち明けてくれたり、話してくれるような人になりたいと思います。

[杉 岡]

自分がこうなりたいというイメージに近づくようにどんどん動いてくだされば、後輩たちも安心して頼ってきてくれると思いますよ。

(10)業務終了後と休日の過ごし方

[杉 岡]

仕事が終わった後や休日は何をしていますか?

[中 山]

平日は月に何回か先輩たちと飲みに行ったりしますよ。

[篠 田]

私は入社して間もない頃は、同期とよく飲みに行っていました。

[杉 岡]

仕事が終わったらそれぞれのつきあいに出かけて、あとは習い事したりして過ごすことが多い?

[林]

そうですね。やっぱりONとOFFがきっちりしてる人が多いんじゃないかな?そういう意識が強いと思います。私は肩こりがひどいので、終業後は運動などをしてリフレッシュしています。

[杉 岡]

休みの日は皆さんどんな生活をしていますか?

[篠 田]

休みですか?休みは新婚生活を楽しんでいますよ(笑)。

[一 同]

笑い

[杉 岡]

篠田くんいつだったっけ?結婚したのは?

[篠 田]

えーっと一昨年の2月ですね。

[中 山]

じゃ、もう1年以上過ぎてるじゃないですか!?新婚じゃないですよ!

[篠 田]

気分は新婚なので(笑)。でも、家の掃除とか家事・買い物とかしますよ!

[林]

いい旦那様だね!

[篠 田]

1週間に1回は掃除しますし、ぞうきんがけしたり、買い物一緒にしたり・・・土日は仕事の話は全くしないですね。

[林]

良いか悪いかは別として、基本的に仕事を家に持ち帰ることができないので、家に帰ってしまえばすべて忘れて翌日また落ち込むという具合です(笑)。月曜日の原稿締め切りのことを考えると、土日は憂鬱になったりもしますけれど、すべてを忘れて・・・。

[杉 岡]

でもなんとかしていかなきゃならないし、実際なんとかしていくんでしょ?

[林]

そうですね。課長に頼み込んだりとか、周りに手伝ってもらったり。なんだかんだで乗り越えますね。

[中 山]

私は体を動かすことが好きなので、出張中に近辺をランニングしたり、休日にジムへ行ったりしていますよ。シティマラソンに出場したこともあります。

[杉 岡]

ONとOFFの切り替えができるのは大事なことだろうね。私も1週間のうち月曜から金曜は家に帰っても気がついたら頭のどこかで仕事のことを考えてたりすることあるのですが、逆に土日は自分や家族のために過ごすようにしています。土日で頭をリセットすることができるからこそ、月曜からまた頑張れるのかなと思います。

(11)キャリアについて(編集職編)

[杉 岡]

次はキャリアについてお聞きします。編集職の能力向上というのは、例えるならば誤字脱字を見つける能力のようないわゆる技術が向上することを言うのか、それともいろいろな法令を知ってるなど、例えば法人税の書籍を担当したからその法律の知識が増えたことを言うのかどちらですか?編集職の世界では、どういう経験を積まないと先輩や課長、部長の能力まで追いつけないのかを、聞かせていただきたいと思います。

[篠 田]

技術と知識の両方必要だと思います。今は先輩には全く太刀打ちできないですね。私は今会社法関連の書籍を担当していて、先輩方は会社法の内容をとてもよく知っていて教えてもらっています。おそらく今までに蓄積された知識がたくさんあるからだと思うのですが、編集技術も先輩には当然太刀打ちできないので、まだまだ先輩社員には勝てないと痛感しますね。

 

[杉 岡]

経験値が必要なことはよくわかりましたが、反対にセンスがあれば入社5年目でも20年の経験がなくても太刀打ちできるものなのかを聞きたいな。例えば他の出版社のように取材に行ったり、自分で記事を書いたりする場合はここの話が面白そうだな、この話で記事が書けそうだなと思ってねらいをつけて写真とってきたり、自分の言葉で読者にメッセージを伝えるというところでセンスが問われると思うんですよね。センスがあれば経験が浅くても認められるのかな?私的な意見で結構です。

[篠 田]

個人的には当社の編集業務に関してはセンスも大切ですが、着実で正確できっちりまず仕事をするという能力がおそらく一番必要なんじゃないかな?

[林]

私も若干センスも必要なのかなって思うところがあります。しかし、何よりも大切なのは経験に基づいた知識だと思います。手続書編集部では大きな法改正があった後など問答式の書籍に新設問を載せたりする場合に、編集者が起案をすることが多いので、自分の担当している書籍にどういうものが載っていて、どういう傾向の解説書、手続書なのかをよく知っているってことでは先輩社員には絶対かなわないと思います。先輩社員は多くの書籍を手がけてきたので知識が豊富。どういう方向でこの書籍は書いてあるとか、同じ建築関係の本でもちょっと色が違うというようなことまでも知識として持っていらっしゃるので、ここのこういうところは使えるけど、これは使えないとか、やっぱり経験で持っていらっしゃって、絶対にかなわないところだと思うんです。経験の上にセンスも重ねて今回の改正内容だったらここが重要でこういう設問を作らなきゃいけないとか、新しい情報も的確に載せなきゃいけない。読者の方がどういうものが知りたいのかっていうようなことがわからないといけないのですが、それがなかなか簡単ではないのです。

[杉 岡]

なるほどね。使っていただく方にとって何がわからないから調べたいということを想像して設問を考えなきゃいけないんですね。お客様のニーズを社員個々が真剣に考え、会社がその意見を汲み上げ新しい商品やサービスに繋げていく。「ものづくり」に携わる会社にとって一番大切な事ですね。原稿を書いていただくのは執筆者の方でも、それを正確に自分たちがどう表現できるかということが大事だということなのかな?特に会社の将来を支える若い社員には、どんどんアイデアや意見を上申して会社を動かしていく原動力となっていっていただきたいと思います。

(12)研修について

[杉 岡]

当社では、入社したときに行う新入社員研修、入社半年のフォロー研修、入社4・7・10年目で階層別研修を行っているのですが、こういった現場のOJT以外の研修からどんなことが学べると思いますか?

[篠 田]

そういえば、入社してすぐに1週間の宿泊研修(新入社員研修)がありましたよね。あれは正直きつかったです。同期といえど初対面に近い人々と同じ場所で寝食をともにするのは嫌だなと思っていました。でも、振り返ってみると入社してすぐの何も知らないタイミングで研修があったというのは、本当に良かったと思います。あの他人紹介(研修で行ったプログラムのひとつ)で同期の意外な一面というか、「この人こういう事が好きなんだ」など知ることができ、近づくきっかけになったので、思い返してみると良かったと思います。

[林]

会社に入ってしまうと、自分に与えてもらえる仕事を覚えることだけに一生懸命になってしまうような気がします。もちろんそれはとても大事なことなのですが、そうなってしまうと、自分の視野が狭くなるというのも事実だと思います。そのため、研修を受けることは、自分の仕事を改めて見つめ直したり、また、一緒に研修を受ける同期入社のメンバーたちはどんなことを考えて仕事をしているのかなど知り、新たな目標や、仕事への取り組み方を見つけ出すチャンスになるのではないかと思います。

[篠 田]

OJTと違ってこういった部門を超えた集合研修では、自分と同じ年代の人がどのような意識で仕事に取り組んでおり、実際どのような方法で仕事をしているかがわかることが利点だと思います。また、研修で発見した問題点・課題等を共有できることが全員の成長につながりますね。

[中 山]

私はまだ営業職社員のみの集合研修しか参加したことがないのですが、営業職社員は編集職と違い札幌から福岡まで全国9支社に配属されているため、遠くの支社にいる方と仕事での交渉以外にも人間関係を築くためには集合研修はとても良い機会だったと思います。

[杉 岡]

そうですね、「人材育成」を経営規範に掲げる当社では、それぞれの階層ごとに研修を行っておりますが、研修等で学んだことを現場に持ち帰り、先輩から後輩へとつなげていくことを理想としています。会社から求められることに対し、自分は何をすべきかといった社内でのアイデンティティや後輩の指導法などを学びます。水面に石を投じるが如く“人が人を育てる”企業風土をこれからも目指していきたいですね。

(13)会社の未来を考える

[杉 岡]

会社も創業から60年あまり過ぎた今、これから乗り越えて行かなきゃいけない弱みとか、問題点が課題になってくると思うんだよね。今までの業績に甘えていてはいけないと思いますので、未来の管理職候補の皆さん、会社の経営者になったつもりで将来こうしたらいいのになって思うことはありますか?

[林]

現在は書籍のデジタル化だったり、インターネット上で何でも情報を見ることができるようになっていく中で、追録が紙媒体のままで続いていけるのかなという疑問も若干持ちます。ただ、紙であることの良さもあるんじゃないかなという気持ちもあるので、その内容をうまくWEB上に載せて同じものが見えたりなど電子化をもうちょっと進めていくといいなと思います。

[中 山]

それは営業をしていても最近よく実感します。情報を紙で欲しい方、WEBで欲しい方、お客様のニーズは様々ですね。情報は今いろんなところで入手出来るので、そういった時代に沿った情報の提供手段を模索していけば、お客様も多方面から開拓できると思いますし、また編集部門や管理部門の方との情報交換の機会があったら、私も営業活動でも活かせるし現場の意見もお伝えできると思います。

[杉 岡]

そうですね、現在は階層別社員研修で部門を超えた交流が行われていますが、それ以外でも自主的に交流の場が広がると良いですね。

[篠 田]

私は、これからのことを考えると、あらゆる分野・部門で社外のプロの意見を取り入れるというかアドバイスを聞くなどして、外に目を向けた、また他社と手を組んでいくというようなことが必要かなと思います。

[林]

その他には情報のスピード性。せっかく事前に情報収集して、大きな法改正などは改正案の段階から情報を集めているので、出来るだけ早く出せるようにした方が良いのかなと思います。スピード性は大事ですね。

[杉 岡]

お客さんが求めるのは情報の迅速性。すぐに情報が欲しい。今は追録での情報提供が主流だけど、近い将来は違う形の情報提供で勝負する時代が来るかもしれないね。

(14)新日本法規出版の強み

[杉 岡]

新日本法規出版の強みは何だと思いますか。

[林]

やはりシェアの高さだと思います。編集職である以上、誰かの役に立てる書籍が作りたいと思うので、多くの人に書籍を利用してもらう可能性がある、シェアが高いというのは、会社の強みであると同時に編集職のやりがいにもつながります。

[篠 田]

私は潤沢な留保利益等の財政的な基盤とネームバリューだと思います。法律に携わっている方で当社を知らない人はいない。

[中 山]

私も営業をしていてネームバリューの強みを感じます。一般家庭は別ですが、社会に出るとどの業界の方でも社名を知らない方はほとんどいない。当社は全国支社に営業部という部署を置いて、お医者さんなら医師会、企業なら法人会、弁護士さんなら弁護士会というように所属している団体に書籍のパンフレット等紹介の折衝をしています。そのため、どの会社や業種の方でも一度は社名を聞いたことがあるんです。初めての事務所へ訪問したときも「いつも書籍のダイレクトメールやチラシが届いているよ」や、「あ、知ってる知ってる」と言われるので、会社の事業内容を一から説明することはないです。

[杉 岡]

知名度があるということは、営業する際に大きな強みになるね。ネームバリューがあるっていうのは、営業社員にとってお客様の懐へ入りやすくてありがたいことです。

[中 山]

他にも強みはありますよ!今、会社のホームページ上でお客様ナンバーと電話番号を入力すると、法律の条文をすべて見ることができるデータベースがあるのですが知っていますか?実はこのことを知らないお客様が多いんです。会社からもお知らせ文書を送っていますが、知らないお客様に教えるとあれはやっぱり喜ばれますね。今の世の中、内容の信頼性を度外視すれば他のサイトでも情報は得られるでしょうが、それよりも信頼度の高い弊社から法律情報を調べてもらったらいいなと思いますね。将来的には法律について調べるなら「あっ新日本法規出版のホームページを開いてみたらわかるんじゃないか」って思ってもらいたいですね。

[杉 岡]

「新日本法規出版が出している情報だから」っていう信頼度もあるね。

[中 山]

それから、弊社は解説書とか事例などを載せている本を出していて、それらは他社の本でもいろんな本を見ればわかるんですが、うちの本はその本1冊だけで事例も解説も全部わかるんです。これも強みなんですよ。

(15)学生へのメッセージ

[杉 岡]

最後に学生へのメッセージを昔の自分に言葉をかけるような気持ちでお願いします。

[篠 田]

会社にとっても新入社員にとってもお互い一番不幸なのは、雇用のミスマッチだと思います。今できることはまずはいろんな会社を見て回って欲しいと思います。

[林]

自分が学生だった頃を振り返ってみると大学ってただの入れ物だったんだなと思います。それは会社も同じで「ここの会社だからこうなった」ではなくて、その会社=その入れ物の中でどうするかは自分次第だと思います。多くの会社を見て、「やっぱりこの会社」って決めたとしても、その中でまた頑張る必要って出てくるし、入社してからでも希望の職種を変えたりだってできるんだし、やっぱり自分次第ですよ。確固たる意志を持って入社して欲しいなと思います。

[中 山]

会社というのは一つの目標に向かって社員一同頑張る団体。近年フリーターという言葉が定着していますが、社会人はどれだけ協調性をもって頑張れるかだと思います。石の上にも三年、三年同じ仕事をやってみるとまた新しい会社の良いところや仕事のおもしろさが見えてくると思います。何でも続けてみることです。また、自分は人よりここが秀でてるんだっていうのを1つ2つ持っていればこれから社会人としてやっていく中できっと役に立つと思います。なかなか難しいことですけれども自分自身を少しでも磨き上げていけたら社会人になっても頑張れると思います。皆さん頑張ってください!

[杉 岡]

本日はありがとうございました!