- 医療・薬事
- 単行本
判例にみる 医師の説明義務
編著/藤山雅行(東京地裁判事)
概要
◆判例をもとに医師の説明義務をめぐる論点や紛争予防のポイントをわかりやすく解説してあります。
◆事例ごとに【事案の概要】【説明に関する事実】【裁判所の判断】を一目で確認できるよう表形式で編集してあります。
商品情報
- 商品コード
- 81260041
- ISBN
- 978-4-7882-7581-2
- ページ数
- 508
- 発行年月
- 2007年6月
目次
■第1章 概 説
1 はじめに
2 説明義務が問題となる場面
3 説明の内容
4 説明の程度
5 説明の相手方
6 因果関係と損害
(1)損害がない場合
(2)損害がある場合
7 主張立証責任と訴訟の進行
(1)主張立証責任
(2)訴訟の進行
8 説明義務を強調することに懐疑的な見解について
9 本書の概要
■第2章 最近の最高裁判例
【1】「エホバの証人」患者への輸血の説明
【2】乳房温存療法の説明
【3】末期がんの不告知
【4】経膣分娩と帝王切開のいずれを選択するかについての説明
■第3章 検査の危険性の説明に関する裁判例
【5】脳血管造影検査についての説明
【6】心臓カテーテル検査についての説明
【7】腹部血管造影検査についての説明
【8】臍帯穿刺法による胎児採血
■第4章 投薬の副作用等の説明に関する裁判例
【9】胃内視鏡検査の前処置薬剤の副作用
【10】がん手術後に使用する抗ガン剤の副作用
【11】下垂体腫瘍治療薬カバサールの副作用
【12】皮疹の治療薬の副作用
【13】分娩誘発剤オキシトシンの副作用
【14】排卵誘発剤の副作用
■第5章 病状等の説明に関する裁判例
【15】肝硬変の疑いの告知
【16】死の危険性の告知
【17】出産するか否かの選択に関する説明(その1)―遺伝性難病のおそれ
【18】出産するか否かの選択に関する説明(その2)―染色体異常児出産のおそれ
■第6章 手術に当たっての説明に関する裁判例(その1)
【19】脳疾患に対する手術(その1)―未破裂脳動脈瘤に対する手術
【20】脳疾患に対する手術(その2)―脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血に対する手術
【21】脳疾患に対する手術(その3)―脳動静脈奇形(AVM)に対する手術
【22】心臓疾患に対する手術―房室結節回帰性頻拍治療のためのカテーテルアブレーション
【23】呼吸器疾患に対する手術―肺がん治療のための右肺葉切除術
【24】内分泌器疾患に対する手術―甲状腺がん摘出術
【25】腹部疾患に対する手術(その1)―胸腹部大動脈置換術・分枝再建術
【26】腹部疾患に対する手術(その2)―膵頭十二指腸切除術
【27】産科の手術(その1)―子宮筋腫患者に対する子宮摘出術
【28】産科の手術(その2)―帝王切開術中に夫の同意のみで子宮を摘出することの可否
【29】脳神経外科・整形外科の手術―脊柱管拡大術
【30】整形外科の手術(その1)―帯状疱疹後神経症に対する神経ブロック治療
【31】整形外科の手術(その2)―腰椎椎間板損傷に対する神経剥離術
【32】整形外科の手術(その3)―椎間板ヘルニアを脊髄腫瘍と判断してした椎弓切除術
■第7章 手術に当たっての説明に関する裁判例(その2)
―形成又は整容を目的とする手術に関するもの―
【33】近視矯正術に当たっての説明(その1)―エキシマレーザーのよる屈折矯正術
【34】近視矯正術に当たっての説明(その2)―放射状角膜切開術(RK手術)
【35】美容整形に当たっての説明(その1)―シミへのレーザー治療
【36】美容整形に当たっての説明(その2)―アザの除去手術
【37】美容整形に当たっての説明(その3)―豊胸術・しわとり術等
【38】美容整形に当たっての説明(その4)―重瞼術
■第8章 手術に当たっての説明に関する裁判例(その3)
―歯科の手術に関するもの―
【39】歯科の手術に当たっての説明(その1)―抜歯する歯の特定
【40】歯科の手術に当たっての説明(その2)―メタルボンドの使用と抜髄
【41】歯科の手術に当たっての説明(その3)―顎関節症の治療のための歯牙の削合
■第9章 一般的ではない治療法選択に当たっての説明に関する裁判例
【42】新免疫療法
【43】自然医学療法
【44】研究段階にある抗がん剤の使用
■第10章 療養指導の指示説明に関する裁判例
【45】髄膜腫摘出術後の服薬上の留意点の説明
【46】階段から転落した患者に対する救急診療後の説明
【47】手術後の包帯の巻き方等についての指導説明
■第11章 その他
【48】病理解剖を提案すべき義務の有無
【49】患者の受診中止への対応
【50】患者の死後、遺族に無断で肝バイオプシーを行うことの可否
※内容を一部変更することがありますので、ご了承ください。
1 はじめに
2 説明義務が問題となる場面
3 説明の内容
4 説明の程度
5 説明の相手方
6 因果関係と損害
(1)損害がない場合
(2)損害がある場合
7 主張立証責任と訴訟の進行
(1)主張立証責任
(2)訴訟の進行
8 説明義務を強調することに懐疑的な見解について
9 本書の概要
■第2章 最近の最高裁判例
【1】「エホバの証人」患者への輸血の説明
【2】乳房温存療法の説明
【3】末期がんの不告知
【4】経膣分娩と帝王切開のいずれを選択するかについての説明
■第3章 検査の危険性の説明に関する裁判例
【5】脳血管造影検査についての説明
【6】心臓カテーテル検査についての説明
【7】腹部血管造影検査についての説明
【8】臍帯穿刺法による胎児採血
■第4章 投薬の副作用等の説明に関する裁判例
【9】胃内視鏡検査の前処置薬剤の副作用
【10】がん手術後に使用する抗ガン剤の副作用
【11】下垂体腫瘍治療薬カバサールの副作用
【12】皮疹の治療薬の副作用
【13】分娩誘発剤オキシトシンの副作用
【14】排卵誘発剤の副作用
■第5章 病状等の説明に関する裁判例
【15】肝硬変の疑いの告知
【16】死の危険性の告知
【17】出産するか否かの選択に関する説明(その1)―遺伝性難病のおそれ
【18】出産するか否かの選択に関する説明(その2)―染色体異常児出産のおそれ
■第6章 手術に当たっての説明に関する裁判例(その1)
【19】脳疾患に対する手術(その1)―未破裂脳動脈瘤に対する手術
【20】脳疾患に対する手術(その2)―脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血に対する手術
【21】脳疾患に対する手術(その3)―脳動静脈奇形(AVM)に対する手術
【22】心臓疾患に対する手術―房室結節回帰性頻拍治療のためのカテーテルアブレーション
【23】呼吸器疾患に対する手術―肺がん治療のための右肺葉切除術
【24】内分泌器疾患に対する手術―甲状腺がん摘出術
【25】腹部疾患に対する手術(その1)―胸腹部大動脈置換術・分枝再建術
【26】腹部疾患に対する手術(その2)―膵頭十二指腸切除術
【27】産科の手術(その1)―子宮筋腫患者に対する子宮摘出術
【28】産科の手術(その2)―帝王切開術中に夫の同意のみで子宮を摘出することの可否
【29】脳神経外科・整形外科の手術―脊柱管拡大術
【30】整形外科の手術(その1)―帯状疱疹後神経症に対する神経ブロック治療
【31】整形外科の手術(その2)―腰椎椎間板損傷に対する神経剥離術
【32】整形外科の手術(その3)―椎間板ヘルニアを脊髄腫瘍と判断してした椎弓切除術
■第7章 手術に当たっての説明に関する裁判例(その2)
―形成又は整容を目的とする手術に関するもの―
【33】近視矯正術に当たっての説明(その1)―エキシマレーザーのよる屈折矯正術
【34】近視矯正術に当たっての説明(その2)―放射状角膜切開術(RK手術)
【35】美容整形に当たっての説明(その1)―シミへのレーザー治療
【36】美容整形に当たっての説明(その2)―アザの除去手術
【37】美容整形に当たっての説明(その3)―豊胸術・しわとり術等
【38】美容整形に当たっての説明(その4)―重瞼術
■第8章 手術に当たっての説明に関する裁判例(その3)
―歯科の手術に関するもの―
【39】歯科の手術に当たっての説明(その1)―抜歯する歯の特定
【40】歯科の手術に当たっての説明(その2)―メタルボンドの使用と抜髄
【41】歯科の手術に当たっての説明(その3)―顎関節症の治療のための歯牙の削合
■第9章 一般的ではない治療法選択に当たっての説明に関する裁判例
【42】新免疫療法
【43】自然医学療法
【44】研究段階にある抗がん剤の使用
■第10章 療養指導の指示説明に関する裁判例
【45】髄膜腫摘出術後の服薬上の留意点の説明
【46】階段から転落した患者に対する救急診療後の説明
【47】手術後の包帯の巻き方等についての指導説明
■第11章 その他
【48】病理解剖を提案すべき義務の有無
【49】患者の受診中止への対応
【50】患者の死後、遺族に無断で肝バイオプシーを行うことの可否
※内容を一部変更することがありますので、ご了承ください。
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