カートの中身

カートへ

カートの中身空

閲覧履歴

最近閲覧した商品

表示情報はありません

最近閲覧した記事

消費税2019年09月24日 対象タクシー乗車は運次第 ここが変?ポイント還元 消費税増税 提供:共同通信社

 10月1日の消費税増税に合わせ、中小店や個人商店での買い物を対象に、キャッシュレス決済のポイント還元制度が始まる。最大5%の還元が受けられると期待が高まる一方で、制度が複雑であいまいな部分もあり、事業者や消費者からは不安や疑問の声が相次ぐ。「ここが変なのでは」と指摘される点をまとめた。
 ▽対象タクシー
 消費者が混乱しそうなのが、ポイント還元対象とそうでない車が混在するタクシーだ。登録した中小事業者や個人タクシーが対象で、経産省が作製した縦約30センチ、横約20センチのステッカーを貼る予定だが、街中を走る車を見分けるのは困難だ。
 タクシー乗り場で対象車を選ぶことは可能ではあるが「人の目を気にするとなかなかできない」(業界関係者)のが実情だ。行列に並んでうまく対象車に当たるかは「運次第」という面も。東京都個人タクシー協同組合の担当者は「停車させてからステッカーを確認するか、運転手に聞いてもらうしかない」と話す。
 ▽参加の可否
 小売業界では、新制度の恩恵を受けようと、資本金を5千万円以下に減らし、大企業から中小企業に変わる動きが広がる。今年1~8月に減資した企業は前年同期に比べ65%増の471社。特に目立つのが地場の中堅スーパーで「過去5年分の1~8月の合計件数を既に上回った」と、集計した帝国データバンクの担当者は空前の「減資ラッシュ」に驚く。
 生き残りを懸けた窮余の策だが、本来は対象でない企業が中小店として参入し、競争環境をゆがめている格好だ。
 一方、生活協同組合コープさっぽろ(札幌市)は、条件を満たしながら申請を却下された。対象となることを事前の説明会で確認し、5千万円をかけてシステムを改修。客へ5%還元の告知も行っていたという。
 菅原一秀経済産業相は「大企業と同視できるような事業規模を有する企業は認められない」と語るが、コープさっぽろは「根拠が釈然としない」と困惑。線引きのあいまいさは否めない。
 ▽不正防止
 不正防止も課題だ。1万1千円の商品を、5%還元を受けて実質1万450円で購入し、1万750円で売れば、300円のもうけが出る。ポイント還元の利用上限がない決済事業者も多く、悪質な転売を繰り返すことで荒稼ぎする手口が懸念される。
 経産省は「意図的な転売は返還請求するなど厳正に対処する」としているが、どういった不正や犯罪行為が行われるか予想できず、どこまで対処できるかも未知数だ。

(2019/09/24)

(本記事の内容に関する個別のお問い合わせにはお答えすることはできません。)

ここから先は新日本法規WEB会員の方のみ
ご覧いただけます。

会員登録がお済みでない方は、新規会員登録を押して会員登録してください。

ログイン新規会員登録

  • 裁判官検索
  • 書籍以外の商品
  • 法苑