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遺言無効紛争事件実務マニュアル

著/中根秀樹(弁護士)

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概要


増加する遺言無効紛争事件に対応するために!

◆相談の受任から解決まで、手続の流れに沿って事件処理の要点を解説し、随所に書式・文例を掲載しています。
◆遺言無能力、方式違背等の無効原因ごとに、判断及び立証の方法並びに証拠資料の収集方法を詳細に説明しています。
◆実務処理のポイントを豊富な判例・学説に基づき整理した専門性の高い一冊です。

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商品情報

商品コード
5100292
ISBN
978-4-7882-9235-2
JAN
9784788292352/1923032041003
サイズ
B5判
巻数
1
ページ数
254
発行年月
2023年8月

目次

※DLを付した書式は、新日本法規WEBサイトよりダウンロードできます。

<フローチャート~遺言の無効を主張する相談を受けた場合の対応>
第1章 相談・受任

1 相談依頼の受付
(1) 相談の概要の把握
(2) 相談日時等の決定
(3) 資料等の準備依頼
2 相談・受任
(1) 相談に向けた準備
(2) 相 談
(3) 受 任

第2章 遺言の無効原因

第1 遺言の意義
1 遺言とは
2 遺言の種類
3 遺言の準拠法

第2 無効原因の把握
1 遺言の無効原因~総論
2 遺言の無効原因~各論
1 共同遺言の禁止
(1) 共同遺言の禁止とは
2 方式違背
(1) 遺言の方式の準拠法
(2) 遺言の方式とその違背
3 遺言書の偽造・変造
(1) 遺言書の偽造・変造とは
(2) 遺言書の偽造・変造の効果
4 遺言能力の欠如
(1) 遺言能力とは
(2) 遺言能力の内容とその有無の判断方法
5 錯誤・詐欺・強迫
(1) 錯誤・詐欺・強迫によりなされた遺言
6 公序良俗違反等の遺言
(1) 内容が公序良俗に反する遺言
(2) その他遺言の内容により無効とされる遺言
7 被後見人の遺言の制限
(1) 被後見人の遺言の制限とその例外
8 特別方式遺言の失効
(1) 特別方式遺言の失効
9 遺言の撤回・撤回擬制
(1) 遺言の撤回
(2) 撤回擬制
(3) 撤回行為の効力喪失と旧遺言の効力
10 受遺者・受益相続人の死亡による遺贈・特定財産承継遺言の失効
(1) 受遺者の死亡による遺贈の失効
(2) 受益相続人の死亡による特定財産承継遺言の失効
11 相続欠格による相続資格の喪失
(1) 相続欠格による相続資格の喪失
12 受遺欠格による受遺資格の喪失
(1) 受遺欠格による受遺資格の喪失
13 相続財産に属さない物の遺贈
(1) 相続財産に属さない権利が遺贈の目的とされた場合の遺贈の効力
14 既成条件・不能条件付遺言が無効となる場合
(1) 既成条件・不能条件付遺言が無効となる場合
15 法定遺言事項を欠く遺言
(1) 法定遺言事項を欠く遺言
【参考書式1】 自筆証書遺言(加除、訂正、その他の変更)

第3章 調査・資料収集

第1 事実関係の調査と証拠の収集確保の重要性

第2 遺言書の確認
1 遺言書原本その他の取得
(1) 遺言書原本その他の取得
(2) 遺言書の体裁・内容の精査
2 遺言書の検認・開封
(1) 遺言書の検認
(2) 遺言書の開封
【参考書式2】 遺言書検認申立書

第3 相続関係・相続財産の調査
1 相続関係の調査
(1) 相続関係の調査の意義
(2) 相続関係の調査方法
2 相続財産の調査
(1) 相続財産の調査の意義
(2) 相続財産の調査方法

第4 遺言作成当時の遺言者の状態の調査
1 遺言者の生活状況の把握
2 無効原因に関わる事実関係の調査と証拠の収集
【参考書式3】 照会申出書(弁護士会照会)DL
【参考書式4】 提訴予告通知DL
【参考書式5】 提訴前文書送付嘱託申立書DL

第4章 解決手続の選択

1 遺言の無効を主張する方法
(1) 遺言の無効を主張する方法
2 遺言無効を主張する手続
(1) 遺言無効を主張する手続
(2) 保全処分等の検討
3 遺留分侵害額請求権の行使
(1) 遺留分侵害額請求権の行使

第5章 調 停

1 遺言の無効を確認する調停
(1) 遺言の無効を確認する調停
(2) 調停前置
2 調停の手続と準備
(1) 調停の手続
【参考書式6】 家事調停申立書(遺言の無効確認)
【参考書式7】 手続代理委任状DL
【参考書式8】 管轄合意書(調停の場合)DL

第6章 訴 訟

第1 遺言無効確認の訴え
1 遺言無効確認の訴えの意義
(1) 遺言無効確認の訴えの意義
(2) 確認の利益
(3) 遺言無効確認の訴えと併合して請求する訴え
2 調停前置
(1) 調停前置
3 当事者適格
(1) 原告適格
(2) 被告適格
4 管 轄
(1) 土地管轄
(2) 事物管轄
(3) 国際裁判管轄
5 訴額の算定
(1) 訴額の算定
6 訴状の作成・提出
(1) 請求の趣旨
(2) 請求原因
(3) 争点の提示その他の記載事項
(4) 書証の写しの添付
(5) 訴状の提出
7 審 理
(1) 争点整理
(2) 証 拠
8 訴訟上の和解
(1) 訴訟上の和解の意義
(2) 訴訟上の和解の内容
9 判 決
(1) 判決の言渡し
(2) 判決の確定と確定判決の効力
【参考書式9】 管轄合意書(訴訟の場合)DL
【参考書式10】 訴状(遺言無効確認請求事件)DL
【参考書式11】 訴訟委任状DL
【参考書式12】 求釈明申立書DL
【参考書式13】 証拠説明書DL
【参考書式14】 文書送付嘱託申立書DL
【参考書式15】 文書提出命令申立書DL
【参考書式16】 調査嘱託申立書DL
【参考書式17】 鑑定申出書DL
【参考書式18】 証拠申出書(証人・当事者本人)DL
【参考書式19】 証拠申出書(書面尋問)[病室で作成された公正証書遺言について遺言無能力を理由に遺言の無効を主張する場合に、公証人を書面尋問するもの]DL
【参考書式20】 和解条項DL

第2 所有権確認の訴え(遺言の効力を争点とするもの)
1 所有権確認の訴えの意義
(1) 遺言の効力を争点とする所有権確認の訴え
2 当事者適格
(1) 当事者適格
3 管 轄
(1) 管 轄
4 訴額の算定
(1) 訴額の算定
5 訴状の作成・提出
(1) 請求の趣旨
(2) 請求原因
6 その他

第3 遺言の無効を主張する者が被告となる場合
1 遺言の無効を主張する者が被告となる訴訟
(1) 遺言の無効を主張する者が被告となる訴訟
(2) 遺言の無効を主張する者が被告となる訴訟における攻撃防御の構造
(3) 反訴の提起

第7章 無効原因の争点別の攻撃防御

第1 遺言無能力の主張
1 遺言無能力の主張における攻撃防御の構造
(1) 遺言無能力の主張における攻撃防御の構造
2 遺言能力の意義とその判断方法
(1) 遺言能力の意義とその判断方法
3 遺言能力の有無の立証
(1) 遺言能力の有無の証拠方法
(2) 証拠の収集と提出

第2 遺言書の偽造の主張
1 遺言書の偽造の主張における攻撃防御の構造
(1) 遺言書の偽造の主張における攻撃防御の構造
2 遺言書の偽造(自筆証書遺言の自書性)の判断方法
(1) 遺言書の偽造(自筆証書遺言の自書性)の判断方法
3 遺言書の偽造の立証
(1) 遺言書の偽造の証拠方法
(2) 証拠の収集と提出

第3 方式違背の主張
1 方式違背の主張における攻撃防御の構造
(1) 方式違背の主張における攻撃防御の構造
2 方式違背の判断方法
(1) 方式違背の判断方法
3 方式違背の立証
(1) 方式違背の証拠方法
(2) 証拠の収集と提出

索 引
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