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家事審判における 抗告の理由-モデル文例と実務のポイント-

共編/林醇(弁護士・元高松高等裁判所長官)、山田庸男(弁護士) 編集委員/増田広充(弁護士)、杉野龍太(弁護士)、辻映穂(弁護士)

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概要


多様な抗告に即応できる記載例を豊富に収載!

◆抗告の対象となる家事審判について、申立てをめぐる実務上の留意点と、抗告理由の実践的なモデル文例を示しています。
◆抗告の理由として記載する事実や主張など、作成上のポイントを詳しく解説しています。

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商品情報

商品コード
5100321
ISBN
978-4-7882-9354-0
JAN
9784788293540/1923032039000
サイズ
A5判
巻数
1
ページ数
262
発行年月
2024年5月

目次

第1章 総 論

1 はじめに
2 家事審判に対する即時抗告
3 抗告権者
4 抗告権の放棄
5 抗告の方式
6 裁判の内容
7 抗告審における不利益変更
8 審判の効力

第2章 各 論

第1 成年後見に関する審判
〔1〕 後見開始の審判及びその申立てを却下する審判(法123①一・二)
ケース1 後見開始の審判の申立てが却下された場合
ケース2 後見開始の審判がなされた場合
〔2〕 後見開始の審判取消しの申立てを却下する審判(法123①三)
ケース 診断書の内容に疑義があるとして後見開始の審判取消しの申立てが却下された場合
〔3〕 成年後見人の解任の審判及びその申立てを却下する審判(法123①四・五)
ケース 成年後見人の解任の審判がなされた場合
〔4〕 成年被後見人に宛てた郵便物等の配達の嘱託の審判、嘱託の取消し又は変更の審判及びその申立てを却下する審判(法123①八~十)
ケース 回送嘱託の申立てが却下された場合

第2 保佐に関する審判
〔5〕 保佐開始の審判及びその申立てを却下する審判(法132①一・二)
ケース1 保佐開始の申立てが却下された場合
ケース2 保佐開始の審判がなされた場合
〔6〕 保佐人の同意を得なければならない行為の定めの審判(法132①四)
ケース 同意権の拡張の申立てが認められた場合
〔7〕 保佐人の同意に代わる許可の申立てを却下する審判(法132①五)
ケース 保佐人の同意に代わる許可の申立てが却下された場合
〔8〕 保佐人の解任の審判及びその申立てを却下する審判(法132①六・七)
ケース 任務に適しない事由があるとはいえないとして、保佐人の解任の申立てが却下された場合

第3 補助に関する審判
〔9〕 補助開始の審判及びその申立てを却下する審判(法141①一・二)
ケース 補助開始の申立てが、本人の同意がないとして却下された場合

第4 失踪の宣告に関する審判
〔10〕 失踪の宣告の審判及びその申立てを却下する審判(法148⑤)
ケース 失踪の宣告の申立てが却下された場合
〔11〕 失踪の宣告の取消しの審判及びその申立てを却下する審判(法149④)
ケース 失踪の宣告の取消しの申立てが却下された場合

第5 婚姻等に関する審判
〔12〕 夫婦間の協力扶助に関する処分の審判及びその申立てを却下する審判(法156一)
ケース 同居義務が認められないとして却下された場合
〔13〕 婚姻費用の分担に関する処分の審判及びその申立てを却下する審判(法156三)
ケース1 相手方が別居中に共有財産である預金等を費消したという事情を考慮せずに婚姻費用の分担額が定められた場合 DL
ケース2 ケース1の婚姻費用の分担についての調停成立後に婚外子が出生し認知をしたことが婚姻費用の分担額の減額を認めるべき事情の変更に該当するとして、婚姻費用の分担額の減額を求める場合 DL
〔14〕 子の監護に関する処分の審判及びその申立てを却下する審判(法156四)
ケース1 監護者の指定の場合
ケース2 養育費の場合
ケース3 面会交流の場合
〔15〕 財産分与に関する処分の審判及びその申立てを却下する審判(法156五)
ケース 抵当権の存在等を理由に共有不動産の持分の取得が認められなかった場合
〔16〕 離婚等の場合における祭具等の所有権の承継者の指定の審判及びその申立てを却下する審判(法156六)
ケース 離婚において祭祀財産の承継者が指定された場合

第6 親子に関する審判
〔17〕 子の氏の変更についての許可の申立てを却下する審判(法160③)
ケース 婚外子(重婚的内縁子)の父の氏への変更の場合
〔18〕 養子縁組をするについての許可の申立てを却下する審判(法161④)
ケース 養子縁組をするについての許可の申立てが却下された場合
〔19〕 死後離縁をするについての許可の審判及びその申立てを却下する審判(法162④一・二)
ケース 死後離縁をするについての許可の申立てが却下された場合
〔20〕 特別養子縁組の成立の審判及びその申立てを却下する審判(法164⑭)
ケース 特別養子縁組の成立の申立てが却下された場合
〔21〕 特別養子適格の確認の審判及びその申立てを却下する審判(法164の2⑫)
ケース 特別養子適格の確認の申立てが却下された場合

第7 親権に関する審判
〔22〕 親権喪失の審判(法172①一)
ケース 親権喪失の審判がなされた場合
〔23〕 親権停止の審判(法172①二)
ケース 親権停止の審判がなされた場合
〔24〕 管理権喪失の審判(法172①三)
ケース 管理権喪失の審判がなされた場合
〔25〕 親権喪失、親権停止又は管理権喪失の申立てを却下する審判(法172①四)
ケース 親権喪失の申立てが却下されなかった場合
〔26〕 親権又は管理権を回復するについての許可の申立てを却下する審判(法172①七)
ケース 親権を回復するについての許可の申立てが却下されなかった場合
〔27〕 親権者の指定又は変更の審判及びその申立てを却下する審判(法172①十)
ケース1 親権者の指定の申立てが却下された場合
ケース2 親権者の変更の申立てが却下された場合

第8 未成年後見に関する審判
〔28〕 未成年後見人の解任の審判及びその申立てを却下する審判(法179二・三)
ケース 未成年後見人の解任の申立てが却下された場合
〔29〕 未成年後見監督人の解任の審判及びその申立てを却下する審判(法179四・五)
ケース 未成年後見監督人の解任の申立てが却下された場合

第9 扶養に関する審判
〔30〕 扶養義務の設定の審判及びその申立てを却下する審判(法186一・二)
ケース 扶養義務の設定の申立てが却下された場合
〔31〕 扶養の順位の決定及びその決定の変更又は取消しの審判並びにこれらの申立てを却下する審判(法186五)
ケース 自身を第1順位の扶養義務者とする旨の審判がなされた場合
〔32〕 扶養の程度又は方法についての決定及びその決定の変更又は取消しの審判並びにこれらの申立てを却下する審判(法186六)
ケース 扶養の程度・方法の決定の申立てが却下された場合

第10 推定相続人の廃除に関する審判
〔33〕 推定相続人の廃除の審判及び推定相続人の廃除又はその審判の取消しの申立てを却下する審判(法188⑤)
ケース1 推定相続人の廃除の申立てが却下された場合
ケース2 推定相続人の廃除の審判がなされた場合

第11 相続の場合における祭具等の所有権の承継者の指定の審判
〔34〕 相続の場合における祭具等の所有権の承継者の指定の審判及びその申立てを却下する審判(法190③)
ケース 墳墓について、共同相続人の一人を承継者とする審判がなされた場合

第12 遺産の分割に関する審判
〔35〕 遺産の分割の審判及びその申立てを却下する審判(法198①一)
ケース1 遺産の分割の審判がなされた場合
ケース2 遺産の分割の申立てが却下された場合
〔36〕 遺産の分割の禁止の審判(法198①二)
ケース 遺産の分割の禁止の審判がなされた場合
〔37〕 寄与分を定める処分の審判及びその申立てを却下する審判(法198①四・五)
ケース 寄与分を定める処分の申立てが却下された場合

第13 相続の承認及び放棄に関する審判
〔38〕 相続の承認又は放棄をすべき期間の伸長の申立てを却下する審判(法201⑨一)
ケース 相続の承認又は放棄をすべき期間の伸長の申立てが却下された場合
〔39〕 限定承認又は相続の放棄の取消しの申述を却下する審判(法201⑨二)
ケース 相続の放棄の取消しの申述が却下された場合
〔40〕 限定承認又は相続の放棄の申述を却下する審判(法201⑨三)
ケース 相続の放棄の申述が却下された場合

第14 財産の分離に関する審判
〔41〕 財産分離の審判(法202②一)
ケース 財産分離の審判がなされた場合
〔42〕 民法941条1項の規定による財産分離の申立てを却下する審判(法202②二)
ケース 民法941条1項の規定による財産分離の申立てが却下された場合

第15 相続人の不存在に関する審判
〔43〕 特別縁故者に対する相続財産の分与の審判及びその申立てを却下する審判(法206①)
ケース1 特別縁故者に対する相続財産の分与の申立てが却下された場合
ケース2 特別縁故者に対する相続財産の分与の審判がなされた場合

第16 遺言に関する審判
〔44〕 遺言の確認の審判及び遺言の確認の申立てを却下する審判(法214一・二)
ケース1 遺言が遺言者の真意に出たものとは認められないとして、遺言の確認の申立てが却下された場合
ケース2 遺言が遺言者の真意に出たものであるとして、遺言の確認の審判がなされた場合
〔45〕 遺言執行者の選任の申立てを却下する審判(法214三)
ケース 遺言が無効であるとして、遺言執行者の選任の申立てが却下された場合
〔46〕 遺言執行者の解任の審判及びその申立てを却下する審判(法214四・五)
ケース 遺言執行者の解任の申立てが却下された場合
〔47〕 負担付遺贈に係る遺言の取消しの審判及びその申立てを却下する審判(法214七・八)
ケース 遺言を取り消すことが遺言者の意思にかなうとはいえないとして却下された場合

第17 遺留分に関する審判
〔48〕 遺留分の放棄についての許可の申立てを却下する審判(法216②)
ケース 自由意思に基づくものと認められないとして却下された場合

第18 特別の寄与に関する審判
〔49〕 特別の寄与に関する処分の審判及びその申立てを却下する審判(法216の4)
ケース 特別の寄与があったと認められないとして却下された場合

第19 任意後見契約法に規定する審判
〔50〕 任意後見契約の効力を発生させるための任意後見監督人の選任の申立てを却下する審判(法223一)
ケース 任意後見監督人の選任の申立てが却下された場合
〔51〕 任意後見人の解任の審判及びその申立てを却下する審判(法223四・五)
ケース 任意後見人の解任の審判がなされた場合

第20 戸籍法に規定する審判
〔52〕 氏の変更についての許可の審判(法231一)
ケース 氏の変更の許可の審判がなされた場合
〔53〕 氏又は名の変更についての許可の申立てを却下する審判(法231二)
ケース1 氏の変更についての許可の申立てが却下された場合
ケース2 名の変更についての許可の申立てが却下された場合
〔54〕 就籍許可の申立てを却下する審判(法231三)
ケース 就籍許可の申立てが却下された場合
〔55〕 戸籍の訂正についての許可の審判及びその申立てを却下する審判(法231四・五)
ケース1 戸籍の訂正についての許可の審判がなされた場合
ケース2 戸籍の訂正についての許可の申立てが却下された場合
〔56〕 家事事件手続法230条2項の規定による市町村長に相当の処分を命ずる審判(法231六)
ケース 市町村長に相当の処分が命じられた場合
〔57〕 戸籍事件についての市町村長の処分に対する不服の申立てを却下する審判(法231七)
ケース 市町村長の処分に対する不服の申立てが却下された場合

第21 児童福祉法に規定する審判
〔58〕 都道府県の措置についての承認の審判及びその申立てを却下する審判(法238①一・二)
ケース 都道府県の措置についての承認がなされた場合
〔59〕 都道府県の措置の期間の更新についての承認の審判及びその申立てを却下する審判(法238①三・四)
ケース 都道府県の措置の期間の更新についての承認がなされた場合
〔60〕 児童相談所長又は都道府県知事の引き続いての一時保護についての承認の審判及びその申立てを却下する審判(法238①五・六)
ケース 児童相談所長又は都道府県知事の引き続いての一時保護についての承認がなされた場合

第22 その他の法律に規定する審判
〔61〕 性別の取扱いの変更の申立てを却下する審判(法232③)
ケース 性別の取扱いの変更の申立てが却下された場合
〔62〕 厚生年金保険の請求すべき按分割合に関する処分の審判及びその申立てを却下する審判(法233②)
ケース 請求すべき按分割合を0.5未満とすることを主張したが認められなかった場合
〔63〕 保護施設への入所等についての許可の審判及びその申立てを却下する審判(法240⑥一・二)
ケース 親権者による監護養育が不十分であるとして保護施設入所が許可された場合
〔64〕 扶養義務者の負担すべき費用額の確定の審判及びその申立てを却下する審判(法240⑥三)
ケース 扶養余力を超える負担費用額が定められた場合
〔65〕 保護者の順位の変更又は保護者の選任の申立てを却下する審判(法241③)
ケース 保護者の選任の申立てが却下された場合
〔66〕 破産手続における相続の放棄の承認についての申述を却下する審判(法242②)
ケース 破産手続における相続の放棄の承認についての申述が却下された場合

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