導入事例2024年01月10日 ナレッジの活用による効率化とミスのない文書への安心感。新規顧客の開拓にも大きく貢献

岡田社会保険労務士事務所
- 従業員規模
- 5名
- 地域
- 兵庫県
- インタビューイー
- 所長 社会保険労務士 岡田州史 先生
- WEBサイト
- http://sr-okada.com/

導入サービス
スマート規程管理 プレミアムプラン
2023年9月
BEFORE | ・文書の体裁を整える作業にわずらわしさを感じていた ・所内のナレッジを活用しきれていなかった |
---|---|
AFTER | ・スマキテに取り込んだ就業規則で特に同業種の条文を簡単に参考・引用できるようになったことで、就業規則作成に前向きに取り組めるように |
INTERVIEW
兵庫県明石市に拠点を置く岡田社会保険労務士事務所。企業のよりよい職場環境づくりを目指し、企業と社員の架け橋となるべく、双方の立場で考えることを重視しています。昭和63年に設立された同所には、多くのノウハウやナレッジが蓄積されています。スマート規程管理 by LAWGUE(以下、スマキテ)は、それらの活用にどう貢献しているのでしょうか。所長の岡田州史先生に伺いました。
労働問題の落とし所をスムーズに導ける知見と実績に強み
まずは、岡田先生のプロフィールをご紹介ください。
社労士になる前は、証券会社や商社で営業を経験しました。社労士を目指したきっかけは、証券会社に勤めていたときのお客様のなかに社労士の方がいらっしゃり、社労士とは何だろうと気になって調べたことでした。そこで、社労士の数と中小零細企業の数の差を知り、仕事になると思い勉強をスタート。資格取得後は、兵庫県内の社労士事務所へ入所しました。当時、事務所を大きくすれば独立してもよいと言われていたので、自身の営業経験やノウハウを活かし、3名の事務所を3年半で14名にまで拡大。昭和63年に今の事務所を開業するに至りました。

貴所の概要や強みについて教えてください。
私に加え、勤務社労士3名が所属しています。特に、労働組合との交渉事に強みがあります。さまざまな労働組合とのお付き合いがあり、数々の労働問題の落とし所を知っています。弁護士に相談しても解決できなかったようなトラブルについて、当所で話の進め方を構築し直したことで、15分で解決した事例もあります。労働問題は揉めれば揉めるほど手間もお金も掛かってしまいます。当所には、スムーズに落とし所や解決策を見つけられる知見があります。

所内のナレッジを活用するためにスマキテを導入
スマキテをご存知になったきっかけは何でしたか。
新日本法規出版の営業の方からご紹介いただきました。また、監査役を務めている兵庫社会保険労務士協同組合でもスマキテは話題に上っていたので、導入を検討することにしました。新日本法規出版には、兵庫社会保険労務士協同組合に研修会の講師をご紹介いただいたり、書籍の販売で兵庫県社会保険労務士会明石支部と提携していただいたりなど、あらゆる方面からご協力をいただいています。
スマキテの導入以前、規程文書の作成業務において、どのような課題がありましたか。
就業規則の作成や修正作業において、新たに条文を追加すると、条番号がずれていくことにわずらわしさを感じていました。また、スマキテを導入するまではなかなか気づけませんでしたが、多くの表記ゆれがあるなど、体裁が整っていないことも課題でした。
当所では、医療業界や運送業など、さまざまな会社や組織の就業規則の作成に対応しています。就業規則は、業種ごとにその内容が大きく異なります。たとえば、病院の場合は患者さんとのやり取り、運送業の場合は労働時間など、業種ごとにそれぞれ特徴があります。所内のナレッジを活かすため、同業種の就業規則が簡単に参考にできるとよいと思っていました。
スマキテを導入の決め手となったポイントを教えてください。
やはり、スマキテに取り込んだ就業規則の条項を参考にしたり、引用したりできる点がよかったです。条番号が自動で更新されていく機能も便利だと思いました。
スマキテの導入で何よりも変わったのは「マインド」
現在はどのようにスマキテを利用されていますか。
私を含め、4名の社労士がそれぞれ利用しています。導入したばかりでまだ使いこなしきれていない機能もありますが、新日本法規出版の営業の方によるサポートも手厚く、何かあったらいつでも聞くことができるので、安心して利用できています。
スマキテの利用前と後では、どのような変化がありましたか。
何よりもマインドが変わりました。以前、就業規則の作成はあまり気の進まない作業でしたが、今では積極的に「やりましょう」といえるようになりましたね。現在、スマキテには180社超の就業規則を取り込んでおり、それらを参考にしながら作成や改訂作業を進めています。「あの会社を参考に作成していけばよい」と思えるようになったことで、前向きに取り組めるようになりました。
文書上のミスの心配がなくなり、安心感が生まれたことも大きな変化です。条番号の重複やズレなどの確認は、手作業で行っているとキリがありません。スマキテは、自動で条番号や表記ゆれなどをチェックしてくれるので、非常に助かっています。
新規顧客の開拓にも大きく貢献するスマキテ
スマキテはどのような方におすすめの製品だと思いますか。
新たに顧客獲得をしたい社労士の方にはおすすめです。新規顧客を開拓する営業手法として、就業規則の作成は非常に有効です。たとえば、「労働契約法に対応できていますか」とか「ハラスメント系の対応ができていますか」などと就業規則の作成や改訂をお客様に提案することで、まずはスポットでの案件獲得につなげていくことができます。そこをスマキテで効率化することで、より多くのお客様に対応できるようになると考えています。そして、スポットでの案件を顧問契約につなげていくという流れを生み出していけると、安定的に事務所を運営していけるようになると思います。

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