導入事例2025年03月26日 情報の「鮮度」と「正確さ」を求めて - 業務効率化と安心感を手に入れた一人事務所の選択

小松洋輔事務所 様
- 従業員規模
- 1名
- 地域
- 北海道
- インタビューイー
- 代表 司法書士 小松洋輔 先生
- WEBサイト
- https://www.km2office.com/

導入サービス
LEGAL CONNECTION 司法書士実務パッケージ
2024年12月
BEFORE | ・情報の鮮度への不安 -法改正が多くあるなか、書籍の情報が最新かどうか常に気にしていた -本の背表紙に発行日のシールを貼るなど、情報の新しさを把握するための工夫が必要だった -従来の加除式図書は、追録が発行されてから実際に差し替えられるまでにタイムラグがあった ・検索の非効率性 -必要な情報がどの本のどこに書いてあるのか探す作業に時間がかかっていた -異なる出版社の複数の本から最適な参考資料を選ぶ必要があった ・スペースの圧迫 -増え続ける書籍が事務所の物理的スペースを圧迫していた |
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AFTER | ・常に最新の情報を参照できるようになった |
INTERVIEW
司法書士業務において、常に最新の法律情報へアクセス可能な状態にしておくことは不可欠です。札幌で10年前に開業した小松洋輔事務所代表の小松洋輔先生は、かつて抱えていた情報の鮮度への不安と事務所のスペースという課題を、LEGAL CONNECTIONの導入によって解決しました。大手企業の会社員から転身し第二の人生として選んだ司法書士という道。その挑戦を支える強力なツールとなった同サービスの活用法と効果についてお聞きました。
第二の人生をかけた決断 - 会社員から司法書士へ
まずは事務所の概要についてご紹介をお願いします。
当事務所は司法書士が私1人、週1回来所する補助者が1人という体制です。司法書士試験に合格してすぐに開業し、現在10年目になります。業務内容は不動産関係が6〜7割、商業登記が2〜3割、その他が1割程度です。個人事務所なので、個人や中小企業のお客さまが中心ですね。
不動産業務では特に相続関連の案件が多いです。複雑で時間のかかる案件や、他士業と連携して進める必要がある案件にも積極的に取り組んでいます。商業登記では会社設立、役員変更、本店移転といった基本的な案件から事業承継などの案件も手がけています。

小松先生のご経歴についても教えていただけますか?
私は札幌出身で、大学も地元の法学部に進みました。当時は法律専門職を目指すつもりはなく、卒業後は食品商社に就職し、東京で9年間働きました。本社のリスク管理部門で、取引先の経営状況の分析や債権保全、債権回収などの業務を行っていました。
サラリーマン生活をしていると地元の札幌に戻る機会がなく、また、キャリアプランの見通しも立てづらい環境にあったため、30歳ごろから地元に戻って独立することを考えるようになりました。結果として、司法書士という選択肢に行き着いた形です。35歳で司法書士登録をして事務所を開設し、今に至ります。
アナログ検索の非効率と最新情報へのアクセスの壁
LEGAL CONNECTIONを導入される前、リサーチ業務ではどのような課題を感じていましたか。
私は比較的よく本を買うほうです。新日本法規出版をはじめさまざまな出版社から新刊案内が届くと、持っておいたほうがよさそうなものは躊躇せず購入していました。しかし一番気になっていたのは情報の鮮度です。我々の仕事は法改正への対応が多くあります。普段の業務に密接な分野であれば追いかけられますが、たまにしか扱わない案件では、最新の情報を把握しきれていない可能性があります。本の発行日を確認するのも手間で、私は本の背表紙に発行日のシールを貼って、古い本かどうか一目でわかるようにしていました。
さらに、本のどこに自分の求めている情報があるかなどの探す時間や、複数の出版社の本からどれを参照するか選ぶ時間もかかっていました。また、一人事務所なので本が増えると事務所のスペースが狭くなるという物理的な問題も抱えていました。
LEGAL CONNECTIONを知ったきっかけは何でしたか?
最初は他社のサービスについて聞いて興味を持っていたところに、新日本法規出版からの電話でLEGAL CONNECTIONのことを知りました。
実際に見て、すぐに導入を決めましたね。情報の鮮度を最新に保つ仕組みが決め手でした。従来の加除式書籍だと、追録が発行されてから実際にさしかえるまでタイムラグがありますが、LEGAL CONNECTIONではそのタイムラグがなくなるのが良いと思いました。他社製品も試してみましたが、古い本が混ざっていたり、新刊のアップデートに時間がかかったりしたため、私のニーズには合いませんでした。
「価格以上の価値がある」 業務品質と時間効率の両立を実現
現在はどのようなシーンでLEGAL CONNECTIONを活用されていますか?
日常的な業務では逐一調べることはないですが、あまり経験のない業務や久しぶりに取り組む業務、法律上の論点で悩む場合などに検索して活用しています。
検索すると関連する論点や見落としがちな論点も見つかるので、普通に本を眺めるよりも気づきやすさが高いと感じることがあります。調べものの品質が上がり、時間も短縮できて、そのぶんほかの業務に時間を当てられています。
調べものは自分が納得できるまで、あるいはお客さまの申請を通すために法務局が納得する理由付けができるまで続けるので、いくらでも時間がかかります。加除式書籍はボリュームがあって多くの情報が掲載されており、LEGAL CONNECTIONでそこに簡単にアクセスできるようになったことで、横断検索による多数の情報の中からどの程度調査を深掘りすればよいのかの判断基準となっています。

コスト面についてはどう感じていますか?
LEGAL CONNECTIONを導入することでトータルの書籍代は少し高くなったと感じています。しかし、それ以上の効果を感じています。この価格でいつでもどこでも信頼できる最新の情報にアクセスできるのは、価格以上の価値があると思っています。
信頼できる”知のパートナー”と共に切り拓く新たな業務領域
今後、LEGAL CONNECTIONや新日本法規出版に期待することはありますか。
情報の鮮度と正確さの維持・発展ですね。私の抱えていた課題の解決策は、LEGAL CONNECTIONでかなりカバーされていると感じています。
どのような方にLEGAL CONNECTIONをおすすめしたいですか。
同業者から聞かれたら「いいよ」と答えています。大きな事務所で皆で使うのも良いですし、一人事務所でも非常に便利です。独立したばかりであれば、一度に多くの本を買わなくて済むという効果もあります。
開業したばかりの時期だと、月額での支払いは厳しい面もあるかもしれませんが、それ以上の価値や時間創出効果があると感じています。不動産登記をやらないという司法書士はほぼいないと思いますので、大きな事務所から一人事務所まで、皆におすすめできるサービスです。
最後に、事務所の今後の展望をお聞かせください。
どんな複雑な案件にも可能性を見出し、「できる」を前提に常に挑戦する姿勢を大切にしています。LEGAL CONNECTIONがあると信頼できる情報にアクセスしやすくなるため、難しい案件に対する不安感が軽減されます。
最近では事業承継関連の案件や後継者不足の問題なども増えてきています。一般的な司法書士業務だけでなく、お客さまにより深く関わる必要のある、複雑で高度な業務にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。


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