導入事例2026年03月17日 『登記総覧』のデジタル化でリサーチ時間を劇的短縮! AIスタートアップ支援に強みを持つ司法書士が選んだ、実務直結のリサーチツール
司法書士法人そうぞう 様
- 従業員規模
- 7名
- 地域
- 福岡県
- インタビューイー
- 代表司法書士 池田 龍太 先生
- WEBサイト
- https://www.souzou-office.jp/
導入サービス
LEGAL CONNECTION 司法書士実務パッケージ
2023年12月
| BEFORE | ・不明点はまずネット検索で当たりをつけてから、書籍を開いて裏付けをとる二度手間が発生していた ・関連情報を探す際、複数の書籍を1冊ずつ本棚から出し入れし、目視で探す必要があった ・書籍のメンテナンス作業が煩雑で、職員の管理負担になっていた ・書式のひな形利用時、PDFからのコピー&ペーストによるレイアウト崩れの修正に時間がかかっていた |
|---|---|
| AFTER | ・キーワード検索一発で信頼できる実務情報に到達できるようになり、リサーチの初動が劇的に高速化 |
INTERVIEW
「司法書士業界の10年は、クライアントの世界だと6カ月で過ぎ去る。」そう語るのは、福岡を拠点に東京大学発のAIスタートアップなど、最先端企業の支援も手がける司法書士法人そうぞうの池田龍太先生です。自ら業務効率化アプリを開発するなど、その取り組みは業界内でも異彩を放っています。 なぜ、テクノロジーの最前線を知り尽くしAI活用を推進する池田先生が、リサーチツールとしてLEGAL CONNECTIONを選んだのか。その背景には、変化の激しいビジネスに伴走するための徹底した合理性と実務家としてのシビアな視点がありました。
不動産と商業登記、それぞれのスペシャリストによる2名代表体制
まず、貴事務所の概要や特徴について教えていただけますか。
当事務所は福岡市に拠点を置き、登記業務を中心に行っています。最大の特徴は、代表が2名体制であることです。もう一人の代表が不動産登記を得意とし、私が商業登記を専門に担当するという役割分担で、それぞれの専門性を活かして運営しています。
不動産登記はどうしても地元の福岡が中心になりますが、私の担当する商業登記に関しては、東京など県外のクライアントも多いです。創業は2021年で、現在従業員を含めて7名の体制です。
池田先生はAI活用やツール開発にも精通されていますね。
そうですね。個人的に開発が好きなので、趣味と実益を兼ねてツール作成にも取り組んでいます。最近では、e-Gov収録の全法令を自然言語で検索できる「条文くん」の開発を進めています。そうした背景もあってか、東京大学発のAIスタートアップ企業など、テクノロジー系のクライアントとお付き合いさせていただくことも多くあります。
テクノロジー業界は、変化のスピードが非常に速いです。私自身も新しい技術が好きなので、彼らの「10年が6カ月で過ぎ去る」ようなスピード感を日々実感しています。事務所全体としてもDXやAI活用による効率化を積極的に進めており、司法書士業界のなかではユニークな立ち位置にあるかもしれません。
ネット検索→書籍の二度手間と、紙の加除式書籍の管理負担
LEGAL CONNECTION導入前、リサーチ業務においてどのような課題を感じていましたか?
以前は、実務で不明点があるとまずインターネット検索で当たりをつけ、その後に該当しそうな専門書を開いて裏付けを取るというフローで仕事をしていました。しかし、この方法だとネットと本を行き来する二度手間が発生しますし、複数の書籍を横断して調べるには時間がかかります。
また、登記業務において『登記総覧』などの加除式書籍は必須ですが、紙媒体の場合、追録のメンテナンス作業に時間を要し、職員の負担になっていました。物理的に本棚から出し入れする時間や、書籍をまたがる検索性の低さも課題でしたね。当時はそれが当たり前だと思っていましたが、今振り返ると業務効率の低下につながっていたと感じます。
LEGAL CONNECTIONを導入されたきっかけを教えてください。
知人の司法書士から「デジタル書籍ですごく良いものがある」と紹介されたのがきっかけです。特に私が魅力を感じたのは、新日本法規出版の『登記総覧』等の実務に不可欠な書籍がデジタルで読める点でした。
実務家にとって、法務局職員の方々も参照しているような信頼性の高い書籍が検索できることは何より重要です。紙のメンテナンス作業から解放され、かつキーワード検索ができるようになると聞き、紹介された翌日には電話をして契約しました。コスト面も確認しましたが、管理コストや検索効率の向上を考えれば、迷う理由はありませんでした。
横断検索で複数書籍を瞬時に参照。ダウンロード可能なWord形式の書式も活用
実際に導入してみて、業務はどのように変化しましたか?
登記に関する不明点があれば、まずLEGAL CONNECTIONを開いてキーワード検索をかける。これが今のスタンダードな業務フローになりました。
最大のメリットは横断検索です。書籍では、ある本を読んで「これじゃない」と思ったら、別の本を本棚から持ってきて目次を探す……という作業が必要でしたが、LEGAL CONNECTIONならキーワードを入力するだけで、収録されている複数の書籍から該当箇所が一覧で表示されます。探している情報にたどり着くまでのスピードが格段に上がりました。
検索以外で便利だと感じている機能はありますか?
書式のダウンロード機能ですね。以前使っていたサービスでもダウンロードはできましたが、LEGAL CONNECTIONでも同様にWord形式でひな形をダウンロードできるのが非常に便利です。
PDF等のテキストをコピー&ペーストするとレイアウトが崩れて修正に時間がかかりますが、Word形式ならそのまま編集して使えるので重宝しています。特殊な案件で「ひな形が欲しい」と相談された際などに活用しており、作業効率に大きく貢献しています。
AI活用で、人間にしかできない価値提供へ
どのような先生方にLEGAL CONNECTIONをおすすめしたいですか?
現在、紙の書籍を中心にリサーチされている先生方にこそ体験していただきたいですね。書籍には慣れ親しんだ良さがあると思いますが、検索スピードにおいてはデジタルに圧倒的な利点があります。私も実際に使ってみてそれを実感しました。
ですので、書籍を使っていらっしゃる先生方も、一度でもこのサービスを使っていただければ、リサーチに対する感覚が変わるのではないかと思います。
ご自身でも開発を行う池田先生から見て、今後のリーガルテックや出版社に期待することは何でしょうか?
今後はAIによる意味検索(セマンティック検索)の精度向上が鍵になると思います。現在はキーワード検索が主流ですが、将来的には「○○のケースでの注意点は?」と質問すれば、書籍や条文といった信頼できる一次情報に基づいた回答が即座に返ってくるような世界になるでしょう。
私も自作のツール「条文くん」で条文検索のAI化を試みていますが、出版社には、AIが正確な情報を引き出すための信頼できるデータベースとしての役割を期待しています。
最後に、貴事務所の今後の展望をお聞かせください。
私たちは、AIやツールで代替できる業務は徹底的に効率化し、人間が考えなければならないことやクライアントへのアドバイスに時間を使いたいと考えています。
リサーチ業務にかかる時間を極限まで減らし、本来専門家が提供すべき付加価値のあるサービスに注力していく。そのためのツールとして、今後もLEGAL CONNECTIONを活用していきたいですね。
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