主催:大江橋法律事務所/ウエストロー・ジャパン株式会社/新日本法規出版株式会社
長時間労働は、従業員の健康を害するとの認識が広まり、「ブラック企業」なる用語が市民権を得たようにレピュテーションに与える悪影響も無視できず、できれば避けた方がよいものです。しかし、少子高齢化・労働力人口減少の時代を迎え、従業員の労働時間を短縮することは必ずしも容易なことではありません。近時は労働者の権利意識の高まりから、残業代の請求事案が増えていますし、労働者の申告を端緒に労働基準監督署からの調査・指導が入ることも珍しくありません。そこで,労働時間や残業代について、改めて使用者として押さえておくべき基礎知識や実務上のポイントを解説します。労働時間とは何か、実効的な労働時間の管理方法、36協定締結上の留意点,法定時間外労働割増賃金の計算方法、営業社員や出張等で適用されている事業場外みなしの限界、定額残業代や給与の一定割合を残業手当とする手法の問題点、未払残業代にかかる労基署調査や指導の要点と訴訟との違い、労基法改正案の要点など、具体的事例を交えて分かりやすく説明します。
大江橋法律事務所 パートナー弁護士
略歴・経歴
1998年東京大学法学部卒業、2000年弁護士登録。2007年University of Michigan Law School卒業(LL.M)、2008年ニューヨーク州弁護士登録。日本労働法学会、経営法曹会議、国際法曹協会(IBA)会員、2010年より九州大学大学院法学研究科非常勤講師(労働法)。グローバル企業から中小企業まで企業規模を問わず、国内外の幅広い業種の企業からの人事労務に関する相談案件、訴訟案件、団体交渉対応、労基署対応などを多数取り扱うほか、同分野の講演・著作が多数ある。
※プログラムは、講演の進行状況により、若干時間を変動する場合があります。
1.労働時間とは何か、実効的な労働時間の管理方法、残業代の計算方法、事業場外みなし等
2.定額残業代、労基署調査と訴訟の違い、労基法改正案等
3.質疑応答
無料
※企業の法務・知財部門のご責任者ならびに実務ご担当者を対象としています。個人のお客様や同業者(社内弁護士を除く)の方につきましては ご参加をお断りしますので、予めご了承ください。
会場:トムソン・ロイター赤坂オフィス セミナールーム
会場へのアクセス
東京メトロ千代田線「赤坂駅」徒歩約1分
東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」徒歩約5分
東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」徒歩約6分
本セミナーは終了しています。
新日本法規出版(株) セミナー事務局
E-mail seminar@sn-hoki.co.jp
TEL 0120-023-433
FAX 0120-023-224
受付時間 9:00~16:30(土曜・日曜・祝日を除く)
団体向け研修会開催を
ご検討の方へ
弁護士会、税理士会、法人会ほか団体の研修会をご検討の際は、是非、新日本法規にご相談ください。講師をはじめ、事業に合わせて最適な研修会を企画・提案いたします。
研修会開催支援サービスCopyright (C) 2019
SHINNIPPON-HOKI PUBLISHING CO.,LTD.