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問答式 遺産相続の実務

編集/相続実務研究会

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概要


相続関係実務書の決定版!
遺産分割を中心に、分割の前提問題・登記・渉外相続など遺産相続全般にわたり、実務上生ずる問題を第一線で活躍中の実務家が解説した、遺産相続に関する実務手引書!


◆相続に関する問題を具体的な設例(質問)とし、これに簡潔明解な結論を掲げた回答を、そして、法律的・実務的事項について判例などを引用しながら、書式・文例と相続額等の計算例も豊富に掲げた詳細な解説とで構成されています。
◆各設問には、解説の根拠となった法令や判例の要旨などが登載されていますので他の資料を必要としないで、内容を充分理解することができます。

商品情報

商品コード
0206
サイズ
A5判
巻数
全3巻
ページ数
7,174
発行年月
1983年2月

目次

第一 相続とは
  一 相続の意義
○相続とはどういうものか
○相続人の範囲、法定相続分
○相続人の一人が勝手に遺産全部を独り占めできるか
  二 相続の開始
○相続はいつ、どこで開始するのか
○生存中に相続させることはできないか
○相続人の一人が行方不明の場合、相続の開始はできないか
○事故死が推定される場合、相続を開始させるにはどうしたらよいか
○失踪宣告を受けていた者が相続人となるにはどうしたらよいか
○失踪宣告の取消しによって善意の第三者に譲渡された財産を取り戻せるか
○親子が同時に死亡した場合には相続関係はどうなるか
  三 相続回復請求権
○相続回復請求ができるのはどんなときか
○回復すべき財産の特定をしないで相続回復請求の訴えを起こすことができるか
○相続財産を譲り受けた第三者は、相続回復請求権を行使できるか
○相続回復請求はいつでもできるか
○第三者に渡った相続財産を取り戻すにはどのような手続をとったらよいか
○相続回復請求権は相続されるか
○共同相続に相続回復請求の時効の適用はあるか
○相続回復請求権の消滅時効を援用できない場合とは
○相続回復請求権と物権的返還請求権との関係

第二 相続人・相続分
  一 直系卑属
〔胎児〕
○胎児も相続できるか
〔子・養子・孫・曽孫〕
○勘当された子は相続できないか
○戸籍もなく、認知されていない子が相続するにはどうすればよいか
○愛人の子は父の遺産を相続できるか
○嫡出子と非嫡出子では相続分に差があるか
○里子は里親の遺産を相続できるか
○わらの上からの養子を相続人にするにはどんな手続が必要か
○後妻の連れ子は相続できるか
○人工授精子は相続できるか
○養子として入籍していないが事実上の養子である子は相続できるか
○離縁のために別居中の養子でも相続できるか
○養子にいった子は実父母の遺産を相続できるか
○孫や養子の子は相続できるか
○曽孫も相続できるか
○推定相続人は被相続人がなした仮装売買について無効確認を求めることができるか
○産院で取り違えられた子の相続権はどうなるか
  二 直系尊属・兄弟姉妹
○夫婦に子供がない場合、亡夫の養父母、実父母とも、夫の遺産を相続できるか
○兄夫婦が共稼ぎで取得した財産については兄弟姉妹でも相続できるか
○子供も両親もない場合、婿養子である亡夫の兄弟は相続できるか
○おいやめいでも相続できるか、また、めいの子はどうか
  三 配偶者
○内縁の妻は相続できるか
○自動車損害賠償保障法七二条と内縁の妻
○被相続人名義の財産について、その内縁の妻は、実質的共有財産であることを相続人に主張できるか
○子供のない妻は亡夫に代わって義父の財産を相続できるか
○再婚すると亡夫の遺産を相続できないか
○妻の氏を称する婚姻をした場合、妻の父の遺産を相続できるか
○離婚訴訟中に死亡した妻の財産は、夫が相続できるか
  四 二重資格者の相続人
○実子と養子が、婚姻している場合には、配偶者としての相続分のみを取得するのか
○祖父の養子となった子は、亡親の代襲相続人にもなれるか
○養子が非嫡出子である場合、養子の嫡出子であると同時に実親の非嫡出子としての相続資格も有するか
  五 相続人の欠格と廃除
○遺言書を隠してしまった者でも相続人になれるか
○遺言書の署名や訂正部分に被相続人の判を押した者は、相続人の資格を失うか
○相続欠格の要件としての、いわゆる「二重の故意」の理論とは
○親の言うことを聞かない子を相続させないようにすることはできるか
○非行を繰り返し親に暴力を振るう子が相続できないようにするにはどんな手続をしたらよいか
○遺言書に相続人の一人を廃除する旨の記載があった場合にはどんな手続をしたらよいか
○推定相続人廃除審判申立事件の係属中、申立人である被相続人が死亡した場合の手続
○遺言による推定相続人廃除の審判手続中に廃除させるべき推定相続人が死亡した場合
○推定相続人廃除の取消しをするにはどんな手続をしたらよいか
○相続欠格者から善意で遺産を譲り受けた者はどうなるか
  六 特別受益者の相続人の相続分
○学資は特別受益になるか
○生命保険金は特別受益になるか
○生命保険金が特別受益に準ずるものとされる具体的な事情にはどのようなものがあるか
○被代襲者に対する生前贈与につき、持戻義務は承継されるか
○被相続人の持戻免除の意思表示はどんな方法でするのがよいか
○特別受益者の相続人の相続分の算定方法は
  七 相続分・持分の譲渡
○相続分の一部譲渡はできるか
○相続不動産の共有持分が第三者に譲渡された場合に、これを取り戻すことができるか
○相続分の譲渡人は自己の相続債務を免れることができるか
○相続分の譲渡後、他の共同相続人が相続放棄した場合の増加分はだれのものか

第三 遺産の範囲・管理・評価
  一 遺産の範囲
〔債権〕
○死亡による損害賠償として何が請求できるか
○遺産の範囲は
○係争中の財産も相続財産に含まれるか
○遺産分割審判後に、判決で遺産でなくなったときの遺産分割の効力は
○財産分与の調停中に死亡した者の相続人は分与請求を承継できるか
○財産分与義務の相続性
○内縁の夫婦の一方が死亡した場合の財産分与はどうなるか
○死因贈与を原因とする債権譲渡の有効性
○賃借権は遺産の範囲に含まれるか
○土地の賃借人が死亡した場合に賃貸人のなす更新拒絶の意思表示等の相手方
○賃借権の承継と内縁の妻の保護
○賃貸人の相続人が多数いる場合には、賃借人はだれと契約について交渉すればよいか
○扶養料の滞納分は相続人に承継されるか
○共同相続した銀行預金は相続人一人で払戻しを受けられるか
○相続開始から遺産分割までの間に共同相続に係る不動産から生じた賃料債権の帰属は
○預金者の共同相続人の一人による預金口座の取引経過明細開示請求は認められるか
○相続財産である預金を相続人の一人が全部引き出したときに、他の相続人の対処法は
○銀行の貸金庫をあけるには
○当座貸越契約、約束手形及び小切手と相続関係は
○農地の小作権は相続できるか
○定額郵便貯金の預金者が死亡し預金者に複数の相続人がいる場合は
○居宅介護サービス費の支給を受ける権利の相続財産性
〔債務〕
○借金は遺産の範囲に含まれるか
○委任契約上の地位は相続されるか
○連帯保証債務について共同相続人はどんな責任を負うか
○担保権の設定された単独所有であった物件が弁済前に相続により共有になった場合、弁済による代位の割合を定める「頭数」はどのように数えるべきか
○身元保証債務は相続人が承継するか
○根保証は相続されるか
○罰金や追徴金は相続人が承継しなければならないか
○破産者が破産手続開始の決定を受けた後に死亡した場合、相続人は免責を申し立てることができるか
○意思無能力者の代わりに相続税を支払った者は費用の償還請求ができるか
〔物権・無体財産権〕
○占有権は相続人に承継されるか
○根抵当債務者が死亡した場合、根抵当権はどうなるか
○知的財産権は遺産の範囲に含まれるか
○電話加入権は相続の対象となるか
○営業権は相続の対象となるか
○雇用契約上の地位は相続されるか
〔生命保険金・死亡退職金・遺族扶助料等〕
○相続人である妻が受取人である生命保険金はどうなるか
○受取人を相続人と指定した生命保険金は相続財産になるか
○保険金受取人を「法定相続人」と特定していた場合、相続放棄をした者であっても、その一人として考えるのか
○保険金受取人が死亡保険金支払請求権を放棄した場合はどうなるか
○保険契約者兼被保険者及び死亡保険金受取人並びに両者の子が同時に死亡したときの保険金の受取人はどうなるか
○死亡退職金は遺産の範囲に含まれるか
○重婚的内縁の配偶者に地方公共団体の死亡退職金の受給権があるか
○遺族扶助料・遺族年金は相続財産になるか
○香典・弔慰金は相続財産に当たるか
○遺骨の帰属について
○相続を放棄した妻が被相続人名義の預金から支弁した葬式費用は相続財産からの不当利得となるか
○遺族補償年金の支給を受ける場合、損害賠償の算定において相殺が行われるか
〔株式等〕
○株式、出資金、社債及び国債等を共同相続する場合どうすればよいか
○株式を相続する場合に、注意すべき点は何か
○株券を紛失してしまった場合の相続手続は
○合名会社の解散後に社員が死亡し、その共同相続人の全員が社員である場合、清算に関して権利行使者を定める必要があるか
〔祭祀財産〕
○祭祀財産の承継者にはだれがなるか
〔契約上の地位〕
○売買契約締結後に契約の当事者が死亡した場合、相続人は契約を解除することができるか
○他人の権利の売買における売主の地位を、その権利者が相続した場合に、売主としての履行義務を拒否することができるか
○建物所有を目的とする土地の使用貸借における借主たる地位の相続は認められるか
○本人が無権代理人を相続した場合に、無権代理行為の効力はどうなるか
○無権代理人を相続した者が更に本人を相続した場合に、無権代理行為の効力はどうなるか
○本人が無権代理行為の追認を拒絶した後に無権代理人が本人を相続した場合、無権代理行為の効力はどうなるか
○共同相続人の一人が遺産の不動産を占有している場合、相続開始後は、明け渡す必要があるか
○ゴルフ会員契約上の地位を共同相続する場合どうすればよいか
○会員契約上の地位の相続性が認められている預託金会員制ゴルフクラブにおいて会員が死亡した場合に相続人は直ちに預託金の返還を請求できるか
○ゴルフクラブの規則に相続による名義書換えの届出期間について制限がある場合、当該期間の起算日はいつか
○信託の委託者の相続人はどんな地位に立つか
  二 遺産の管理
○遺産の管理はどうするか、その管理費用、立退料などは誰が負担するか
○被相続人の生前から死後にかけて相続人の一人が勝手に財産を処分した場合どうすればよいか
○遺産分割前に相続人の一人が勝手に遺産を管理・収益している場合、どうしたらよいか
○遺産分割前に相続人の一人が勝手に抵当権を設定した場合、他の相続人はどうすればよいか
○他の共同相続人の同意を得ることなく共有物に変更を加えた共同相続人は原状回復義務を負うか
○相続人の一人が家屋を使用していても他の相続人は明渡しを請求できるか
○遺産建物において無償で被相続人と同居してきた相続人が相続開始後も当該建物を占有していることは不当利得に当たるか
○被相続人の死亡後に単独で共有不動産を使用している内縁の配偶者は、相続人に対して不当利得の返還義務を負うか
○相続人の一人が行方不明の場合、遺産分割をすすめるには
○親権者が遺産の管理権を濫用した場合にはどのような手続をとったらよいか
○共同相続人の一人に相続財産の預金全額を払い戻した銀行には、いつの時点で「損失」が発生するのか
  三 遺産の評価
○遺産評価の基準時はいつか
○具体的相続分の算定のための遺産評価の基準時は、相続開始時か遺産分割時か
○遺産分割に当たっては必ず遺産を専門家の鑑定により評価しなければならないか
○特別受益者の具体的相続分算定のための持戻財産は、いつどのように評価したらよいか
○遺産評価のための鑑定費用の予納がない場合にはどうしたらよいか
○耕作している農地及び宅地化している農地はどのように評価するか
○相続人の一人が居住している家屋はどのように評価するのか

第四 遺産分割
  一 分割協議
○遺産の共有関係を解消するにはどうしたらよいか
○分割前の遺産に対して共同相続人はどんな権利を有するか
○遺産相続により相続人の共有となった財産を分割するために、共有物分割の訴えによることができるか
○分割協議はどのような方法で行うか
○相続開始前に遺産分割協議を行った場合どうなるか
○「相続分のないことの証明書」に判を押すとどういうことになるか
○胎児がいる場合の遺産分割協議はどうするか
○相続人中に認知係争中の者がいる場合の分割の協議は
○親権者が数人の子を代理して遺産分割協議ができるか
○相続人の一人が精神病者である場合、調停の手続はどのようにすればよいか
○相続人の中に任意後見契約を締結している者がいる場合の遺産分割手続はどうするか
○成年相続人と未成年相続人の利益相反する遺産分割協議の効力
○分割協議で定めたことが実行されない場合にはどうしたらよいか
○共同相続人であることに疑問がある場合にはどうすればよいか
○法定相続分と異なる遺産分割は有効か
○分割禁止の遺産がある場合はどうなるか
○農地を分割するには農業委員会の許可が必要か
  二 分割調停・分割審判
〔申立ての手続〕
○遺産分割調停はどこの裁判所に申立てるべきか
○遺産分割審判の申立てはどこの裁判所に申立てるべきか
○多数当事者のうち一人だけが分割調停案に同意しないときはどうしたらよいか
○多数当事者のうちに遠隔地に住み調停に出頭できない者のいる場合の調停の進め方は
○遺留分減殺請求と分割調停及び分割審判との関係は
○包括遺贈に対する遺留分減殺請求後、受遺者が遺産である不動産を第三者に売却した場合の受遺者の責任
○共同相続人のうちの一人への包括遺贈に対する他の共同相続人からの遺留分減殺請求の結果、受遺者と減殺請求した共同相続人の遺産共有関係
○遺産分割の申立てに期限はあるか
○遺産分割調停手続中の当事者の死亡と手続の承継は
○新たな家事事件手続法の内容は
〔当事者〕
○相続分の譲受人は遺産分割の当事者になれるか
○相続分を譲渡した者の遺産分割の当事者としての資格は
○戸籍上実子のように記載されているが真実の親子関係のない者は当事者になれないか
○相続人の債権者は遺産分割の代位請求が許されるか
○遺産の一部を譲り受けた者の分割請求はできるか
〔手続〕
○調停前の仮の措置をするには、どうしたらよいか
○審判前の保全処分の方法は
○共同相続人の一人が他の共同相続人に対し遺産である不動産の共有持分の処分禁止を求める仮処分
○相続財産管理者の地位権限は
○遺産分割協議、又は遺産の範囲に争いがある場合にはどんな手続をするとよいか
○遺産確認の訴えの許される場合
○遺産分割審判と共有物分割の訴えの関係
○家庭裁判所における事実の調査の活用は
○被相続人の可分債権が遺産分割の対象にならないことの確認を求めることはできるか
  三 分割の方法
〔分割の基準〕
○心身障害者の妹に法定相続分以上の遺産を分けてやれるか
○遺産である農地や中小企業等の細分化を防ぐにはどうしたらよいか
○農地の生前一括贈与を受けた後に反対があったらどうなるか
○遺産の利用関係は尊重されるか
○祭祀を主宰する者は多く分けてもらえるか
○具体的相続分がゼロの相続人に遺産を取得させてよいか
〔分割方法〕
○遺産分割の原則的方法は
○遺産分割には具体的にどのような方法があるか
○相続人の一人が遺産を取得し他の相続人に金を払って解決したいが、すぐ払えないときにはどうしたらよいか
○遺産の分割の方法として、遺産を適当な価格で換価するにはどうしたらよいか
○仮差押えのなされている物件を換価できるか
○共有とする分割方法とはどんな方法か
○使用権を設定する分割方法とはどんな方法か
○使用借権の負担がある土地の分割方法は
○遺産分割を段階的に進めることができるか
○代償財産の提供による分割方法は
〔分割の対象〕
○価値のない財産も分割の対象となるか
○可分債権は遺産分割の対象となるか
○契約上の地位を分割する場合の方法は
○利子、株の配当、地代家賃等は分割の対象になるか
○管理費用は分割手続で清算できるか
○葬儀費用や祭祀費用も分割の対象になるか
○相続人全員が処分した財産の代価はどうなるか
○相続人の一人が勝手に処分した財産を分割の対象にできるか
○遺言で相続人が定められている財産についても、遺産分割の対象とすることができるか
○滅失した建物、代償財産
○農地売却代金・離作補償として取得した土地を遺産分割の対象とすることができるか
○境界紛争がある土地は、どのように遺産分割手続を進めたらよいか
○相続開始後遺産分割前にさらに相続が開始した場合、後の相続の特別受益分は持戻しの必要があるか
  四 遺産分割の効力
  五 遺産分割の禁止
  六 遺産分割後の紛争
  七 遺産分割の解除

第五 寄与分

第六 相続の承認と放棄

第七 相続財産の分離処分

第八 相続人の不存在

第九 遺言

第一〇 遺留分

第一一 相続と税金

第一二 相続と登記

第一三 渉外相続

第一四 訴訟・民事執行等と相続

参考資料
事項索引
書式名索引
年次索引

細目次は、第四の三までを掲載し、以降は省略してあります。
また内容を一部変更することがありますので、ご了承ください。

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