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導入事例2023年05月25日 執務室と図書室を何度も行き来せずとも良質な情報を得られる

税理士法人茂木会計事務所

従業員規模
27名
地域
東京都
インタビューイー
茂木恵美理先生、千村先生
WEBサイト
http://www.mogikaikei.net/

導入サービス

LEGAL CONNECTION 税務・会計パッケージ

2022年10月

BEFORE ・図書室で書籍を探して執務室でコピーを取るという手間が発生していた。
・インターネット検索が日常化し図書室の利用頻度が低下するなか、時代にあった形のリサーチ手段が求められていた。
AFTER

・「コピーを取る」という手間からの解放
 – 図書室へ行って書籍をコピーする手間が削減された。テレワークやクライアント先での閲覧も可能に。
 – コピーの電子データではなく書籍のPDFを活用することで、クライアントとのやり取りも円滑かつスマートに行えるようになった。
・リサーチ業務の質が向上
 – 複数の書籍を横断的に検索できるようになり、従来では見つけられなかったような情報源にも当たれるようになった。

INTERVIEW

東京都杉並区の税理士法人茂木会計事務所様は、昭和15年の創業以来、豊富な経験を活かして幅広い税務サポートを提供してまいりました。あらゆるニーズに対応するなかでは、リーガルリサーチ業務は欠かせません。事務所所内には図書室が設置されているといいます。ただ、時代の流れにあわせてより効率的・効果的なリーガルリサーチ業務が求められるようになってきており、LEGAL CONNECTIONの導入に至りました。今回は、LEGAL CONNECTIONを普段からご活用いただいている茂木恵美理先生、千村先生に事務所代表で、LEGAL CONNECTION導入の経緯やその使い勝手などについてお話を伺いました。

インターネット検索が常態化するなかで図書室利用の頻度が低下

茂木会計事務所さまの特徴や運営体制についてお聞かせください。

茂木先生: 当所は創業80年を超える税務会計事務所で、3〜4代目と古くからお付き合いのある同族経営企業のお客さまが多くいらっしゃいます。法人税務顧問サービスを中心に、確定申告や相続税、年末調整のサポートや質問への回答など、オールマイティに対応させていただいております。
現在は、税理士・スタッフを含め27名体制で運営しています。繁忙期が集中しないよう2〜4名のグループ制を採用し、グループごとに顧問先を持つ形でサービスを提供しています。

LEGAL CONNECTIONの導入以前、リーガルリサーチ業務においてどのような課題を抱えていましたか。

茂木先生: 事務所のメンバーには日ごろからきちんとした情報源に当たることの大切さを伝えており、以前から加除式書籍を契約するなどリサーチのための環境を整えていました。事務所内には図書室もありますが、執務室とはフロアが異なるため、近年では足を運ぶ機会が少なくなっていました。調べものをする際には、やはりまずインターネット検索からはじめる人が多くなってきています。こうした状況を考えると、クラウド上で利用できる加除式書籍は、今の働き方に向いていると考えました。

クラウドサービスの高い利便性

クラウドサービスを利用することへの抵抗感などはありませんでしたか?

千村先生: もともと、他社が提供している会員制度において、メールなどで個別税務事例を紹介してもらえるサービスは利用していたので、サブスクリプション形式でリサーチ業務を効率化できるサービスを使うことにはあまり抵抗はありませんでした。

茂木先生: コストも加除式書籍に比べて、改正頻度に関係なくある程度低く抑えられます。また、当所ではテレワーク制度を導入しています。在宅勤務をする際にも書籍を利用できるようになることは、クラウドサービスを導入するメリットの1つでした。

千村先生: お客さま先で閲覧できるのも便利なポイントですね。
私としては従来、一般的な書籍に加え、インターネット上の情報源を活用しており 、そもそも加除式書籍を使う頻度はそこまで多くありませんでした。しかし、クラウド上で加除式書籍を検索して確認できるようになるのであれば、より豊富な情報源に簡単に当たれるようになるので、クラウドサービス利用に対してはポジティブに捉えていました。

思いもしなかった書籍から欲しい情報が見つかるように

現在、普段の業務においてどのような形でLEGAL CONNECTIONをご利用されていますか。

千村先生: お客さまからいただいた疑問に対して回答の根拠を検索する際、いきなり該当する条文にたどり着くことは難しいです。ですので、まずはLEGAL CONNECTIONを使って関連テーマの書籍に当たり、そこに記載された参考情報から条文や基本通達などをたどるようにしています。LEGAL CONNECTIONに加え、インターネット検索や信頼している税理士事務所のWebサイトなどを組み合わせてまず概観をつかんでから条文を調べていくというイメージです。

茂木先生: 事務所内のほかの税理士やスタッフにもLEGAL CONNECTIONについては周知してあります。質問や相談を受けた際や、朝礼のときなどにLEGAL CONNECTIONの利用を勧めるようにしています。

LEGAL CONNECTIONの気に入っているポイントがあれば教えてください。

茂木先生: 複数の書籍を横断的に検索できることが大きなメリットだと思います。これまでの加除式書籍を使ったリサーチでは、タイトルや目次を見て欲しい情報を検索し、目的の内容が見つかればそこで満足してしまい、もっとよいものがないかという探し方をしたことはほとんどありませんでした。
一方、LEGAL CONNECTIONでは、キーワード検索をすると数十の候補が表示され、思いもしない書籍から欲しい情報が見つかることがあります。自分で書籍を調べていたらまず開こうともしなかったであろう書籍に当たれるようになったのは、仕事の質を高めるという観点で非常によかったと思っています。
ただ、用途と特徴によって、紙の書籍とクラウドサービスは使い分けたほうがよいとも考えています。他社の書籍についても電子化を提案されたのですが、書籍の内容によっては、紙媒体でも不便に感じることはそこまでなく、むしろ内容の流れなどが把握しやすいので、敢えて電子化しなかったものもあります。

書籍をPDFデータで扱えるようになり業務が円滑化

LEGAL CONNECTIONの導入前と後では、業務にどのような変化がありましたか。

千村先生: 書籍をコピーする手間がなくなったことは大きいです。欲しい情報があればPDFでどんどんダウンロードすればよいので、執務室から別フロアの図書室へ行って書籍を探し、執務室に戻ってコピーしてまた図書室に書籍を返却しに行って……という作業がなくなり、すごく楽になりました。

茂木先生: お客さまへ回答する際に、根拠としてそのままPDFを送付できる点も便利です。

千村先生: 書籍のコピーを電子ファイル化したものを送るよりも、PDFのほうが見た目がきれいですし、何よりスマートですよね。

茂木先生: インターネット上の記事のURLを送るよりも信頼感がありますし、回答もスムーズになります。

今後LEGAL CONNECTIONに期待されていることはありますか。

茂木先生: コンテンツがより充実していくとありがたいです。LEGAL CONNECTIONのパッケージに入っていない書籍を後から追加して、LEGAL CONNECTION上で一括で管理・検索できるようになれば、より円滑に調べものの作業が進められるようになると思っています。

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