「法律(リーガル)」と「技術(テクノロジー)」を組み合わせることで、新たな価値や仕組みを創出するリーガルテックの市場規模は年々成長し約300億円といわれている。ところが、企業の法務部門では、DX(デジタルトランスフォーメーション)やリモートワークへの機運は高まる一方で、法律を扱う仕事は法令や判例に基づく確認作業や調査が必須であり、アナログな資料や作業に頼ってきた歴史がある。こうした実情に対し、法律専門の出版社として70年以上の歴史を持つ新日本法規出版は、2021年から加除式書籍+最新ナレッジ+ノート機能を提供するクラウドサービスの「LEGAL CONNECTION(リーコネ)」を展開している。
※日経ビジネス電子版Specialに2022年7月13日~9月8日掲載。
いま、企業法務では、従来の業務に潜んでいたさまざまな課題が顕在化しており、デジタルの力が求められている。なかでも、リーガルリサーチ(法律に関する情報の収集や調査)に関する課題は大きい。多くの企業は、大量の法律書や関係資料を社内の書庫で管理しているが、これを活用するために出社しなくてはならないのが実情だ。紙の情報は正確で有用だが、使い勝手という観点では限界がある。そのうえ、オフィススペースを圧縮しているので有効活用したいというニーズも目立つようになってきた。
そこで得た法令や判例を基に、識者による解釈や最新ナレッジを集めるのがリーガルリサーチであり、調べる項目ごとに、同じ作業が発生している。作業にかかる時間とコストは膨大だ。加えて、人を育てるにも時間がかかり、情報共有にかかる時間も膨大になるのは想像に難くない。
こうした課題に対し、近年、リーガルリサーチの分野でもさまざまなサービスが登場している。とりわけ、多くの法務関係者からの注目を集めているのが、新日本法規出版の提供するクラウドサービス「LEGAL CONNECTION(リーコネ)」だ。70年以上の歴史を持つ法律専門出版社ならではの信頼性の高いコンテンツ、徹底した実務に役立つ機能が好評を得ているという。
企業法務の日常業務を大きく変革するLEGAL CONNECTIONの実力について、次のページで詳しく説明していく。
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