- 資産税
- 単行本
相続・贈与における土地分割の税務-法務・登記に留意した実務のポイント-
共編/税理士法人エスネットワークス、司法書士法人中央ライズアクロス、土地家屋調査士法人共生ライズアクロス
概要
土地の分割で必須の知識とノウハウが満載!
◆【Q&A編】親族等への住宅用地の提供や共有状態の解消などで利用される土地分割について、実体法や登記上の留意点を絡めて、税務上の取扱いを解説しています。
◆【ケース編】地目ごとに具体的なケースを図を用いて設定し、分割を行う際の要点となる事項を「ポイント」として掲げ解説しています。
◆税理士のみならず、土地分割の制度に精通した司法書士、土地家屋調査士が協働して執筆しています。
商品情報
- 商品コード
- 81260482
- ISBN
- 978-4-7882-9253-6
- ページ数
- 290
- 発行年月
- 2023年10月
目次
Q&A編
第1章 総 論
Q1 土地の分割・分筆の検討場面は
Q2 分割を行う場合の特長・留意点は
Q3 固定資産税の課税地目と現況地目が異なる場合は
Q4 分割の財産評価基本通達の考え方は
Q5 土地の上に存する権利とは
Q6 土地の評価に当たり最低限必要とされる都市計画法・建築基準法の内容は
Q7 分割土地における不動産鑑定評価の採用の考え方は
第2章 土地の分割をめぐる留意点
第1 土地の分割の評価の原則
Q8 宅地の分割と評価における留意点は
Q9 雑種地の分割と評価における留意点は
Q10 自用地と貸家建付地が隣接している場合の留意点は
Q11 一利用単位の中に複数の筆が存在する場合の留意点は
Q12 地目の異なる土地が一体利用されている場合の留意点は
Q13 利用形態が異なる土地が一体利用されている場合の留意点は
Q14 自用地と自用地以外が隣接している場合の留意点は
Q15 宅地と山林が一つの敷地にある場合の留意点は
Q16 宅地と農地が一つの敷地にある場合の留意点は
Q17 宅地と雑種地が一つの敷地にある場合の留意点は
第2 土地の分割と経済合理性(不合理分割)
Q18 不合理分割とその典型例は
Q19 不合理分割をめぐる主な判例・裁決例にはどのようなものがあるか
Q20 地目別評価の原則と不合理分割はどのような関係にあるか
Q21 贈与で取得した土地が不合理分割と判断された事例にはどのようなものがあるか
Q22 不合理分割後の二次相続の事例にはどのようなものがあるか
Q23 合理・不合理分割混在の事例にはどのようなものがあるか
Q24 空閑地が不合理分割と判断された事例にはどのようなものがあるか
Q25 農地が不合理分割と判断された事例にはどのようなものがあるか
第3 土地の分割と権利の帰趨
Q26 共有状態にある土地を分割する場合の留意点は
Q27 抵当権が設定されている土地を分割する場合の留意点は
Q28 貸借の対象となっている建物が存在する土地を分割する場合の留意点は
Q29 高圧線下地を分割する場合の留意点は
Q30 地中に埋設物のある土地を分割する場合の留意点は
Q31 分譲マンションが建っている底地を分割する場合の留意点は
Q32 土壌汚染がある土地を分割する場合の留意点は
Q33 水路を介して道路がある土地を分割する場合の留意点は
Q34 都市計画法にある風致地区にある土地を分割する場合の留意点は
Q35 都市計画道路予定地の区域にある宅地を分割する場合の留意点は
第4 土地の分割と登記
(地目関係)
Q36 地目の変更に伴って発生する登記手続はどのようなものか
Q37 相続に伴って地目を変更する場合の留意点は
Q38 農地を宅地に変更する場合の留意点は
Q39 山林を宅地に変更する場合の留意点は
Q40 雑種地を宅地に変更する場合の留意点は
(分筆関係)
Q41 土地を分筆する場合の手順や必要となる費用及び期間は
Q42 分筆できる土地の最小単位とは
Q43 傾斜地を含む分筆における土地境界の考え方は
Q44 市街化調整区域における分筆とは
Q45 共有名義の宅地の分筆とは
(権利関係)
Q46 土地に設定される権利にはどのようなものがあるか
Q47 休眠状態にある抵当権が土地にある場合に必要となる手続は
Q48 建物に配偶者居住権が設定されている場合の留意点は
Q49 現物分割を行う場合の留意点は
Q50 換価分割を行う場合の留意点は
ケース編
第1章 宅 地
ケース1 宅地の一部を分割して贈与する場合
ケース2 ABC共有名義の宅地を分筆し、そのうち1筆をBの子に贈与する場合
ケース3 赤道が通っている自宅敷地の一部を子に贈与する場合
ケース4 遺産分割協議で、現在の利用状況を踏まえて宅地を二つに分けると、片方の宅地に無道路地が発生してしまう場合
ケース5 相続した3筆の宅地を合筆後に分ける際に、そのうちの1筆に休眠担保権が設定されている場合
ケース6 遺言に基づき、がけ地を含む自宅の敷地を二つに分ける場合
ケース7 特別高圧架空電線の架設を目的とする地役権が設定されている宅地の一部を子に贈与する場合
ケース8 抵当権が残っている宅地の一部を相続前に分筆し、隣地所有者に贈与する場合
ケース9 借地権のある建物で、借地権の登記はないものの、建物の登記を済ませている状況で借地人に相続が起こり遺産分割協議の結果、対象土地を分筆することとなり、建物の敷地とされる部分とそうでない部分に分けようとする場合
ケース10 自用地と自用地以外が隣接する場合
ケース11 高低差がある土地を贈与する場合
ケース12 くびれがある土地を贈与する場合
ケース13 貸家・貸家駐車場が一体利用と認められない場合
ケース14 道路介在がある土地を贈与する場合
ケース15 セットバックが必要な土地を贈与する場合
第2章 農 地
ケース16 農地の一部を子に贈与し、住宅を建てる場合
ケース17 市街化区域外にある農地をいったん共有持分にした後分筆する場合
ケース18 被相続人の生前に不合理分割が行われた農地と隣接する雑種地を相続した場合
ケース19 農地・山林が隣接する土地を贈与する場合
ケース20 市街化調整区域にある農地と農業用施設用地が一体所有されている土地を贈与する場合
ケース21 市街地農地で耕作単位が異なる場合に片方を贈与する場合
ケース22 市街地農地で一部が生産緑地になっている場合の相続
ケース23 市街地農地で永小作権が設定されている土地を贈与する場合
ケース24 市街地農地で一部が駐車場になっている土地を贈与する場合
第3章 雑種地
ケース25 敷地の一部を駐車場に変更して子に贈与する場合
ケース26 分筆して贈与する土地の上に資材置き場が跨っている場合
ケース27 相続した市街化調整区域内の雑種地を分筆する場合
ケース28 月極駐車場と時間貸し駐車場がフェンスで区切られている場合の評価
ケース29 駐車場の間に赤道が介在している場合
ケース30 駐車場と未利用地が介在している場合
著者
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