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導入事例2024年02月21日 LEGAL CONNECTIONで効率的に知識を得て、司法書士の新たな可能性を拓く

司法書士 相良玲子

従業員規模
1名
地域
栃木県
インタビューイー
司法書士 相良玲子 先生

導入サービス

LEGAL CONNECTION 司法書士実務パッケージ

2024年1月

BEFORE ・検索の非効率性に課題
 -ページを開いてみなければ必要な情報かどうかがわからない
 -複数の書籍を調べるなかで何がどこに書いてあったのか混乱することがあった
・書面作成における手作業
 -文例を見ながらWordを使って手打ちで入力していた
AFTER

・検索にかかる時間を8割程度削減
・書式ダウンロード機能により、書面作成において7割程度の時短を実現

INTERVIEW

栃木県宇都宮市にて司法書士業を営む相良玲子先生は、2013年の開業以来、一般的な司法書士の仕事をするよりも、なるべくほかの司法書士とは違うことをしようと幅広いニーズに対応してきました。そのためには、日々の情報収集や業務の効率化が欠かせません。LEGAL CONNECTIONの導入によって本来頭を使うべきところに集中できるようになったといいます。今回は相良先生に、司法書士がLEGAL CONNECTIONを使うメリットについてお聞きしました。

「やりたいことをやってみよう」と今の仕事のスタイルに

相良先生の普段のお仕事について伺えますか。

「ほかの司法書士とは違うことをしよう」というのが私のコンセプトです。司法書士と税理士、弁理士、行政書士など、士業と士業のあいだには隙間があいていることが多くありますが、実は相互の士業は関連しあっています。私はその隙間を埋めるような仕事ができればと考えて日々の業務に取り組んでいます。
たとえば、司法書士として登録したばかりの頃、成年後見制度の業務を行うなかで、医療関係者や福祉関係者の法律的な知識のニーズが高いと感じるようになりました。特に医療や福祉関係者は優しい方が多く、正解がない業界なので、クレームに晒された際に自分を責めてしまわれるケースがありますが、離職などの問題につながってしまうおそれがあります。そうした方々に対して法的な説明やサポートをすることで、心に余裕を持ってもらえるという経験をしてきました。実際に、「司法書士に対するイメージが変わった」「頼りがいがある」「敷居が低くて助かる」などといった声をいただいています。

相良先生はどのような経緯で司法書士になられたのでしょうか。

かつて司法試験を受けようとしていた時期がありましたが、子どもの受験や親の介護などで勉強時間が取れず、タイミングを逃していました。生活が落ち着いたタイミングで、隣接士業として司法書士試験を受験し、2012年に合格。2013年に司法書士として開業しました。合格時は50歳を過ぎており、子どもは成人して生活の基盤も安定していたので、好きに自分の人生を使ってやりたいことをやってみようと今の仕事のスタイルに行きつきました。

新日本法規のサービスという信頼感

LEGAL CONNECTIONの導入前、リサーチ業務においてどのような課題を抱えられていましたか。

どの書籍に何が載っているのかは目次で調べられますが、具体的な内容はページを開いてみなければわかりません。また2〜3冊広げて調べていくうちに、何がどこに書いてあったのか混乱してしまうこともあります。こうした情報検索の非効率さは課題でした。

LEGAL CONNECTIONを知ったきっかけは何でしたか。

新日本法規出版の営業の方からご紹介いただきました。最初に加除式書籍の営業に来られたときからずっと新日本法規の書籍を信頼して利用していたので、LEGAL CONNECTIONもきっと良いものだろうということで導入を決めました。

クラウドサービスを利用することへの不安はありませんでしたか。

加除式書籍に慣れていたので、不安はありました。書籍を利用する場合には、付箋を貼りながらリサーチをしていたのですが、クラウドサービスだと手元に書籍があるわけではなく、どれくらい検索しやすくなるのか、結局印刷しなければダメなのではといった点は心配でしたね。
またLEGAL CONNECTIONに収録されている書籍はパッケージ化されているため、自分で選べないのも少し不安でした。
ただ、LEGAL CONNECTIONは年間の利用料金も明確なので、事務所経営的には非常に助かると感じました。

検索機能、書式ダウンロード機能で業務を大幅効率化

実際にLEGAL CONNECTIONを利用されてみて、導入前の不安点は解消されましたか。

導入前に感じていた不安の半分以上は杞憂に終わりました。後で見返したい情報はブックマークしておけますし、閲覧履歴も残るので、「あの情報はどこにあったかな」と困ることはありません。ただ、紙の書籍の場合にはアンダーラインを引きながら読んでいたので、LEGAL CONNECTION上で書き込みまでできるようになると、さらにありがたいですね。

LEGAL CONNECTIONの導入後、便利になったと感じられている点はありますか。

何よりも検索がしやすくなりました。目次から読みたい項目をクリックすればすぐにそのページに飛べますし、キーワードを入力することで欲しい情報の候補が複数リストアップされます。自分では選ばないような書籍からこれは使えそうだという情報が見つかることもあります。また、LEGAL CONNECTIONは法改正に対応してアップデートされるので、常に最新の情報が得られるという安心感もあります。
最新ナレッジ機能にも助けられています。質の高い最新情報や特集記事が提供されており、毎日スキマ時間を使って確認するようにしています。業界動向や最近話題になっていることなどが把握できるので、情報の取りこぼしが減り、心強く感じています。
場所を選ばず利用できる点も良いですね。市役所の会議室など、外出先で質問を受けてすぐに調べものをしたい場合にLEGAL CONNECTIONを利用しています。以前は事務所にいったん持ち帰って調べることが多かったのですが、その場で調べてすぐに回答できるようになったことで、先方とのすり合わせがしやすくなり、話がスムーズに進むようになりました。

LEGAL CONNECTIONで気に入っている機能はなんですか。

書式をダウンロードできる機能です。各種申請は法務省のオンラインシステムを利用して行いますが、以前は添付書面の作成に苦労していました。
たとえば不動産登記の場合、かつては文例集を見ながら2〜3種の文例を集めて付箋を貼り、どこを使うか検討したうえでWordで手打ちしていたのですが、今では9割方LEGAL CONNECTIONの書式を利用しています。これにより、作業が効率化できただけでなく、記入漏れが少なくなりました。書式を一部改変すればよいので、自分が本来頭を使うべきことに集中できるようになったのもよかったです。

体感としては、どれくらいの業務効率化につながっていますか。

検索時間は8割くらい削減できているように感じています。やはりキーワードを入れるだけで欲しい情報がピンポイントで探せるのはありがたいです。本棚から出して目次を見て……という紙の書籍を利用する流れでは、どうしても時間がかかってしまいます。また、書式をダウンロードできるようになったことで、書面作成も7割ほど省力化できていると思います。

知識の引き出しを増やし、新しい領域にチャレンジできる

LEGAL CONNECTIONはどのような方におすすめの製品だと思いますか。

近年、法改正が活発になっているので、法改正に対応した仕事をしようとしている方には、最新情報がスムーズに得られるのでおすすめです。
また、業務拡大を考える方、特に若い方にはぜひ使っていただきたいです。経験の浅いうちからさまざまな文書にあたるような習慣をつけておくと、「これはあの書籍に書いてあったな」と、仕事の取っ掛かりとなる記憶が増えていきます。LEGAL CONNECTIONでは、クリックするだけでさまざまな情報が得られるので、知識の引き出しがどんどん増えていきます。若い方はITへの抵抗も少ないでしょうし、活用してみてはいかがでしょうか。
AI技術の発展によって、司法書士の将来に悲観する話があちこちで聞かれますが、私自身はそうは思っていません。最終的に人間の知性と判断が必要な仕事を中心に取り組んでいけば、司法書士は他の士業に比べて可動域が広い職業だと考えています。ぜひLEGAL CONNECTIONで効率的に知識を得て、新しい領域にチャレンジしていただきたいです。

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