• 紛争・賠償
  • 単行本

簡易裁判所における 交通事故訴訟と和解の実務

著/山本正名(元簡易裁判所判事)

お気に入りに登録

通常書籍を購入する

価格
4,620 (税込)
ポイント 462 pt
送料
460
在庫あり

数量

概要


簡裁の特色を押さえた 利用方法を詳解!

◆受任機会が増加している簡裁訴訟について、固有の手続や留意点を踏まえて解説しています。
◆和解に移行した場合の協議の進め方や当事者の説得の仕方等についても言及しています。
◆簡裁判事、司法委員としての豊富な経験を活かして執筆しています。


商品情報

商品コード
5100219
ISBN
978-4-7882-9045-7
JAN
9784788290457/1923032042000
サイズ
A5判
巻数
1
ページ数
364
発行年月
2022年5月

目次


第1章 不法行為による損害賠償制度

 第1 交通事故と損害の発生
 第2 交通事故損害賠償制度の目的
  1 交通事故と原状回復
  2 損害の公平な分担
  3 個別損害積上げ方式
  4 懲罰的損害賠償との関係
  5 刑事判決と民事判決の違い
  6 捜査機関の認定と異なる訴訟の提起
 第3 不法行為責任の基本類型
コラム 裁判実務のカキクケコ

第2章 不法行為責任

 第1 加害者に対する損害賠償請求
  1 根 拠
  2 要件事実
  3 効 果
  4 加害者の責任能力
 第2 使用者に対する損害賠償請求
  1 根 拠
  2 要件事実
  3 効 果
 第3 運行供用者に対する損害賠償請求
  1 根 拠
  2 要件事実
  3 効 果
  4 運行供用者の具体例
 第4 共同不法行為者に対する損害賠償請求
  1 根 拠
  2 要件事実
  3 態 様
  4 効 果
  5 共同不法行為者間の求償関係
 第5 保険代位による損害賠償請求
  1 根 拠
  2 訴訟物
  3 要件事実
  4 留意点

第3章 交通事故の保険制度

 第1 自賠責保険制度
  1 自賠責保険制度の目的
  2 強制保険
  3 加害者による保険金請求
  4 被害者による賠償金請求
  5 自賠責保険金の支払基準
  6 被害者の重過失減額
  7 支払基準の法的拘束力
  8 政府の保障事業
  9 損害保険料率算出機構
 第2 任意保険
  1 任意保険の種類
  2 保険料の等級別料率制度
 第3 保険制度と裁判
コラム 数字の表記

第4章 損害賠償請求訴訟

 第1 訴訟の提起
  1 訴訟物(訴訟上の請求)の明確化
  2 損害額の算定と訴訟提起先
 第2 簡易裁判所の手続
  1 簡易裁判所の二面性
  2 簡易裁判所民事訴訟の特色
  3 簡易裁判所の現状と課題
 第3 訴状等の作成・提出
  1 訴状の提出
  2 訴状提出時の留意点
  3 基本的な証拠資料の添付
  4 訴訟物の個数
  5 被告の認否、反論
  6 主張書面作成上の留意点
 第4 交通事故訴訟の審理
  1 管轄裁判所の選択
  2 簡易裁判所における交通事故訴訟の留意点
  3 交通事故訴訟の手続の流れ
  4 予想される争点と抗弁
 第5 交通事故訴訟の争点
  1 過 失
  2 交通事故の過失内容と抗弁
  3 因果関係
 第6 交通事故訴訟の事実認定
  1 期日前の情報収集
  2 事案の解明
  3 証拠資料
  4 審理の進め方と事実の認定
  5 当事者の主張しない事実の認定
  6 過失割合の認定基準
  7 過失割合の認定
  8 事実認定と証明度
 第7 交通事故訴訟審理の特徴
  1 裁判所の裁量
  2 擬制自白(欠席判決)と過失の斟酌
  3 債務不存在確認訴訟と反訴
コラム 小数点以下の処理

第5章 損害額の立証と認定

 第1 損害額の算定
  1 損害額の立証と認定
  2 損害額算定基準
  3 損害項目
 第2 物損事故の損害
 Ⅰ 積極損害
  1 修理費用
  2 評価損(格落ち損)
  3 全損の場合の損害
  4 レッカー代等
  5 代車料(代車使用料)
  6 被害物品費等
  7 損害額算定が困難な場合(民訴法248条適用の可否)
 Ⅱ 消極損害
  1 休車損
  2 営業損害
 Ⅲ 物損の慰謝料
  1 慰謝料とは
  2 物損に対する慰謝料
 Ⅳ 弁護士費用
 Ⅴ 遅延損害金
 第3 傷害事故の損害(治療期間中に発生する損害)
 Ⅰ 積極損害
  1 治療関係費
  2 特別室使用料
  3 入院雑費
  4 付添看護費
  5 医師等への謝礼
  6 整骨院(接骨院)の施術費用等
  7 交通費
  8 装具、器具購入費
  9 学生・生徒等の学習費等
  10 症状固定までの自宅介護費
  11 損害賠償請求関係費用
 Ⅱ 消極損害(休業損害)
  1 休業損害とは
  2 休業損害の計算方法
 Ⅲ 傷害慰謝料
  1 傷害慰謝料とは
  2 傷害慰謝料の算定方法
  3 傷害慰謝料請求の留意点
  4 外国人の入通院慰謝料
 第4 後遺障害による損害
 Ⅰ 積極損害
  1 将来の治療費
  2 将来の介護費
  3 将来の装具、器具購入費
  4 家屋・自動車等の改造費
 Ⅱ 後遺障害逸失利益
  1 後遺障害逸失利益とは
  2 後遺障害逸失利益の算定方法
  3 中間利息の控除
  4 後遺障害逸失利益の算定要素
  5 中間利息控除の基準日
  6 後遺障害逸失利益の基本的な考え方
  7 外国人の後遺障害逸失利益
  8 定期金賠償
 Ⅲ 後遺障害慰謝料
  1 後遺障害慰謝料とは
  2 近親者固有の慰謝料請求権
  3 外国人の後遺障害慰謝料
 第5 死亡事故による損害
 Ⅰ 積極損害
  1 葬儀関係費
  2 遺体搬送料
  3 近親者の帰国費用
  4 生前の治療関係費等
 Ⅱ 死亡逸失利益
  1 死亡逸失利益とは
  2 死亡逸失利益の算定方法
  3 中間利息の控除
  4 死亡逸失利益の算定要素
 Ⅲ 死亡慰謝料
  1 本人の死亡慰謝料
  2 死亡慰謝料の額
  3 近親者固有の慰謝料請求権
  4 外国人の死亡慰謝料
 第6 弁護士費用
  1 不法行為による損害賠償請求の弁護士費用
  2 弁護士費用が認められる場合
  3 求償金請求に対する弁護士費用請求の可否
  4 弁護士費用の算出順序
  5 弁護士費用特約と弁護士費用
  6 和解と弁護士費用
 第7 遅延損害金
  1 遅延損害金の起算日
  2 遅延損害金の利率
  3 既払金の充当と遅延損害金
コラム ライプニッツ係数の由来

第6章 損害の調整等

 第1 損害額の減額
  1 過失相殺
  2 好意同乗(無償同乗)
  3 素因減額
  4 共同不法行為の過失相殺
  5 過失相殺の算定方法
  6 一部請求と過失相殺
  7 訴訟前の合意の効力
 第2 損害額の填補
  1 損益相殺(損害の填補)
  2 損害賠償請求権(物損)の相殺
 第3 損害賠償請求権の消滅(消滅時効)
  1 消滅時効期間
  2 人損の場合の消滅時効期間
  3 民法の一部改正に伴う消滅時効期間変更の経過措置
  4 自賠法による損害賠償請求権の消滅時効
  5 消滅時効の起算点
  6 消滅時効の更新と完成猶予
  7 一部請求と消滅時効
 第4 損害額の最終算定式
  1 判決の場合
  2 和解の場合

第7章 簡易裁判所における和解の手続

 第1 交通事故訴訟の特色
  1 交通事故訴訟の特色
  2 和解中心の審理
  3 判決と和解の比較
 第2 和解の勧試
  1 和解の勧試
  2 裁判官の役割
  3 和解の勧め方(心証中心型と交渉中心型)
  4 過失割合に応じた支払額の計算と予測
 第3 司法委員による和解協議
  1 司法委員の関与
  2 司法委員の立ち位置
  3 対席対話と交互対話
  4 和解協議に臨む姿勢
  5 和解協議の段階的進行
  6 和解協議の留意点
  7 良識による和解調整
  8 当事者目線での早期解決
 第4 和解の最終局面
  1 裁判官による和解案の提示
  2 書面による和解案
  3 和解成立に向けた裁判所の手続
  4 和解の成立
コラム たかが物損、されど物損

第8章 簡易裁判所の判決

1 人証調べの要否
2 判決書の基本的記載事項
3 簡易裁判所判決の簡易記載
4 簡易様式判決(簡易判決モデル案)

第9章 事件終了後の事情変更

1 示談成立後の事情変更
2 判決後の事情変更
3 調停成立後の事情変更
4 和解条項の工夫
コラム 裁判のABCDE

資  料

〇交通事故訴訟に関する基本参考書
〇赤い本講演録
〇和解に関する参考文献

索  引

〇事項索引
〇判例年次索引


著者

加除式購読者のお客様へ

本書は加除式書籍です。
本書をご購入いただくには、今後、法令改正等に応じて弊社がその都度発行する「追録」(有料)をあわせて購入いただく必要があります。

ご不明な点はフリーダイヤル0120-089-339にお問い合わせください。