コラム2025年12月08日 今週の専門用語 比準要素数1の会社(2025年12月8日号・№1102)
比準要素数1の会社
類似業種比準方式で評価する場合の3つの比準要素である1株当たりの「配当金額」「利益金額」「簿価純資産価額」のうち、①評価直前期末のいずれか2つがゼロであり、かつ、②評価直前々期末のいずれか2つ以上がゼロである会社をいう。原則として純資産価額によって評価を行うが、類似業種比準と純資産価額との併用方式の選択も可能。無配当で赤字が続くと比準要素数1の会社に該当する可能性が高くなり、その場合、類似業種比準方式よりも株価が高くなる傾向がある。
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