会計ニュース2004年01月29日 東証・英国資本市場での日本基準使用の継続を求める ＦＳＡの上場規則見直し提案へのパブリック・コメント・レターを提出

　東京証券取引所は１月29日、英国の金融サービス機構（ＦＳＡ）が昨年10月に公表した上場規則の見直し提案に対する東証としての意見を公表した。
　現在、英国の資本市場では、わが国の会計基準に従って作成した財務諸表が受け容れられている。ところが、ＦＳＡは上場規則を見直す提案を行っており、これが実現すれば、ＥＵ域外の海外企業は国際会計基準（ＩＡＳ）または米国会計基準（ＵＳ　ＧＡＡＰ）の使用を余儀なくされることとなる。そうなれば、英国市場に上場しているわが国の企業にも大きな影響を与えることとなる。そこで、東証としては英国資本市場において我が国会計基準を引き続き受け容れることを要請するパブリック・コメント・レターをとりまとめ提出することとなった。なお、金融庁も27日に同様の内容の意見を提出している。

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http://www.tse.or.jp/news/200401/040129_b.html