会計ニュース2004年02月26日 揺れる!道路公団低廉入札問題 猪瀬委員が詳細な資料を提出
日本道路公団の会計基準作成等検討業務を四大監査法人が低廉入札していた問題が波紋を呼んでいる。道路関係四公団民営化推進委員会が2万6千円という破格値で落札した中央青山監査法人の担当者に事情説明のために、同委員会への出席を依頼したものの、日本公認会計士協会の監査・綱紀事案検討会の調査が開始されていることを理由に拒否されたことがわかった。
改めて委員会出席を要請
今回、明らかとなったのは2月24日に開催された道路関係四公団民営化推進委員会の委員懇談会での猪瀬直樹委員の提出資料。出席を拒否した中央青山監査法人に代わって、「国民に対する説明責任を果たしていただく」ために日本公認会計士協会に委員会出席を要請したものの、「調査を開始したばかりの現段階においては、お話しできるものがありません」といった回答が寄せられたという経緯も明らかとなった。これに対して、猪瀬委員は「監査法人そのものへの国民からの信頼が失墜しかねない重大な問題」とした上で、「あらためて誠意ある説明の機会を設けていただくようお願いしたい」と要請している。
なお、提出資料には、新日本監査法人の日本道路公団財務諸表監査に対する監査報酬の3年分の実績(提出資料(1))や今回の問題に関する一連の報道を取りまとめたもの(提出資料(2))も含まれている。
詳細はこちら
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/road/kondankai/040224/haifusiryou.html
改めて委員会出席を要請
今回、明らかとなったのは2月24日に開催された道路関係四公団民営化推進委員会の委員懇談会での猪瀬直樹委員の提出資料。出席を拒否した中央青山監査法人に代わって、「国民に対する説明責任を果たしていただく」ために日本公認会計士協会に委員会出席を要請したものの、「調査を開始したばかりの現段階においては、お話しできるものがありません」といった回答が寄せられたという経緯も明らかとなった。これに対して、猪瀬委員は「監査法人そのものへの国民からの信頼が失墜しかねない重大な問題」とした上で、「あらためて誠意ある説明の機会を設けていただくようお願いしたい」と要請している。
なお、提出資料には、新日本監査法人の日本道路公団財務諸表監査に対する監査報酬の3年分の実績(提出資料(1))や今回の問題に関する一連の報道を取りまとめたもの(提出資料(2))も含まれている。
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