会計ニュース2003年06月02日 ASB・時価評価凍結論の検討進む(2003年6月2日号・№021) ASBとしての結論取りまとめへ
ASB・時価評価凍結論の検討進む
ASBとしての結論取りまとめへ
企業会計基準委員会(ASB)は5月26日に第6回「減損会計及び時価評価の適用に関する緊急検討について」を開催した。
与党案の検討のための審議は、4月17日の第1回から数えて、はや6回目の開催となる。第4回目までは参考人より意見聴取を行い、第5回目以降は、参考人の意見聴取や一般からの意見募集を通じて寄せられたさまざまな観点からの意見を分析した上で、委員間で審議がなされている。
審議において、長期保有の有価証券の時価評価及び強制評価減に関して選択制とする与党案につき、委員から与党案を支持する発言はみられなかった。また、減損会計の強制適用開始時期の延期に関しては、そもそもASBで議論する対象なのかというやりとりはあったものの、時期を延期すべしという与党案に与する発言はみられなかった。
今後は、事務局で起案することとなる原案につき、ASBでの議論を重ね、ASBとしての結論をまとめていくこととなる。
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企業会計基準委員会(ASB)は5月26日に第6回「減損会計及び時価評価の適用に関する緊急検討について」を開催した。
与党案の検討のための審議は、4月17日の第1回から数えて、はや6回目の開催となる。第4回目までは参考人より意見聴取を行い、第5回目以降は、参考人の意見聴取や一般からの意見募集を通じて寄せられたさまざまな観点からの意見を分析した上で、委員間で審議がなされている。
審議において、長期保有の有価証券の時価評価及び強制評価減に関して選択制とする与党案につき、委員から与党案を支持する発言はみられなかった。また、減損会計の強制適用開始時期の延期に関しては、そもそもASBで議論する対象なのかというやりとりはあったものの、時期を延期すべしという与党案に与する発言はみられなかった。
今後は、事務局で起案することとなる原案につき、ASBでの議論を重ね、ASBとしての結論をまとめていくこととなる。
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