会計ニュース2003年07月21日 IASBでリース会計が取り上げられる公算、大(2003年7月21日号・№028) ファイナンス・リースとオペレーティング・リースの区別がなくなる?
IASBでリース会計が取り上げられる公算、大
ファイナンス・リースとオペレーティング・リースの区別がなくなる?
国際会計基準審議会(IASB)において、本年中にリース会計が取り上げられる公算が大であることがわかった。これは、7月8日のASB(企業会計基準委員会)・リース会計専門委員会において、IASBの山田辰己理事が明らかにしたもの。同理事によると「可能性は9割9分」としている。
2007年前半に公開草案か?
現在、IASBにおいては、リサーチ・プロジェクトとして英国ASBによりリースの会計処理方法の研究が進められている。そこでは、ファイナンス・リースとオペレーティング・リースを区別せず、「使用権」の移転があった借手はオン・バランス処理が必要となる案が提示されている。仮に本年中にIASBでリース会計が取り上げられれば、英国ASBによる案をたたき台として審議が進められ、2007年前半頃を目処に公開草案が出される見込み。
現在、我が国のASB及びASBのリース会計専門委員会では所有権移転外ファイナンス・リースのオン・バランス化を巡り議論が交わされている。IASBの動きは我が国のASBにおける議論に直接的な影響を与えるものではないものの、2005年問題(EUでの全面的な国際会計基準適用:本誌7月14日号(27号)参照)もあり、今後ともIASBの動向は目が離せないといえよう。
ファイナンス・リースとオペレーティング・リースの区別がなくなる?
国際会計基準審議会(IASB)において、本年中にリース会計が取り上げられる公算が大であることがわかった。これは、7月8日のASB(企業会計基準委員会)・リース会計専門委員会において、IASBの山田辰己理事が明らかにしたもの。同理事によると「可能性は9割9分」としている。
2007年前半に公開草案か?
現在、IASBにおいては、リサーチ・プロジェクトとして英国ASBによりリースの会計処理方法の研究が進められている。そこでは、ファイナンス・リースとオペレーティング・リースを区別せず、「使用権」の移転があった借手はオン・バランス処理が必要となる案が提示されている。仮に本年中にIASBでリース会計が取り上げられれば、英国ASBによる案をたたき台として審議が進められ、2007年前半頃を目処に公開草案が出される見込み。
現在、我が国のASB及びASBのリース会計専門委員会では所有権移転外ファイナンス・リースのオン・バランス化を巡り議論が交わされている。IASBの動きは我が国のASBにおける議論に直接的な影響を与えるものではないものの、2005年問題(EUでの全面的な国際会計基準適用:本誌7月14日号(27号)参照)もあり、今後ともIASBの動向は目が離せないといえよう。
当ページの閲覧には、週刊T&Amasterの年間購読、
及び新日本法規WEB会員のご登録が必要です。
週刊T&Amaster 年間購読
新日本法規WEB会員
試読申し込みをいただくと、「【電子版】T&Amaster最新号1冊」と当データベースが2週間無料でお試しいただけます。
人気記事
人気商品
-
団体向け研修会開催を
ご検討の方へ弁護士会、税理士会、法人会ほか団体の研修会をご検討の際は、是非、新日本法規にご相談ください。講師をはじめ、事業に合わせて最適な研修会を企画・提案いたします。
研修会開催支援サービス
Copyright (C) 2019
SHINNIPPON-HOKI PUBLISHING CO.,LTD.