会計ニュース2021年06月11日 電子記録移転権利の会計処理も論点整理(2021年6月14日号・№886) ASBJ、取引の拡大が不明なため会計基準開発の方針を変更
企業会計基準委員会は、基準諮問会議の提言を受け、「電子記録移転権利」又は「暗号資産」に該当するICOトークンの発行・保有等に係る会計上の取扱いを検討課題として取り上げており、昨年6月には、電子記録移転権利の会計処理に関する実務対応報告の公開草案の公表を優先して取り組む方針を明らかにしていた。しかし、その後、電子記録移転有価証券表示権利などの発行及び流通取引が実験的に開催されているが、今後取引が広まっていくか現時点では不透明であるとし、まずは論点整理を公表することに方針を変更している。
なお、暗号資産に該当するICOトークンは、これまでの方針通り、会計基準の開発を進めることの必要性を確認することも含め、論点整理を公表する予定としている。
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