コラム2021年06月14日 今週の専門用語 口頭弁論の再開(2021年6月14日号・№886)
口頭弁論の再開
本件は、控訴審結審後の和解勧告が不調に終わった後に裁判所が口頭弁論の再開を命じるという若干珍しい審理過程となっている。このような審理過程となった原因は、一審判決における「本件相続においては、小規模宅地等の特例の適用を受けることができたと認められる。」との認定に疑義が生じたことにある。書面による証拠を重視する見解と、(租税回避の防止を念頭に)客観的事実(実体)を重視する見解の対立が、公表裁決事例の援用や補助参加人の訴訟参加により浮き彫りになったものといえる。
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