会計ニュース2023年12月21日 ASBJ、中間会計基準案を公表 四半期の簡便的な会計処理なども継続可能
速報 News Wave
企業会計基準委員会(ASBJ)は12月15日、企業会計基準公開草案第80号「中間財務諸表に関する会計基準(案)」等を公表した。1月19日まで意見募集を行い、3月末までに正式決定する。改正金融商品取引法により四半期開示義務(第1・第3四半期)が廃止され、開示義務が残る第2四半期報告書を半期報告書として提出することになったことを踏まえ、今回の中間会計基準案では、中間財務諸表に係る会計処理及び開示に関する取扱いを定めている。中間会計基準案は、基本的に四半期会計基準等の会計処理及び開示を踏襲することとしているほか、四半期会計基準等で認められている四半期特有の会計処理や簡便的な会計処理についても、改正金融商品取引法の施行日(令和6年4月1日)までの期間が短いことから経過措置等により継続して適用できることとしている。
また、同委員会では、今後、中間決算と四半期決算の取扱いを統一する期中報告基準を開発する予定だ。金融商品取引法上は四半期報告制度が廃止されるものの、実務上、上場企業においては引き続き第1・第3四半期決算が行われるため、期中報告基準の検討が行われるまでの間は、四半期会計基準等は廃止しないこととしている。
当ページの閲覧には、週刊T&Amasterの年間購読、
及び新日本法規WEB会員のご登録が必要です。
週刊T&Amaster 年間購読
新日本法規WEB会員
試読申し込みをいただくと、「【電子版】T&Amaster最新号1冊」と当データベースが2週間無料でお試しいただけます。
人気記事
人気商品
-
-
団体向け研修会開催を
ご検討の方へ弁護士会、税理士会、法人会ほか団体の研修会をご検討の際は、是非、新日本法規にご相談ください。講師をはじめ、事業に合わせて最適な研修会を企画・提案いたします。
研修会開催支援サービス -
Copyright (C) 2019
SHINNIPPON-HOKI PUBLISHING CO.,LTD.