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一般2025年07月09日 スマホ、リサイクル義務化 電池の発火事故多発で 経産省、利用者も協力 提供:共同通信社

 経済産業省が、事業者に製品回収とリサイクルを義務付ける「指定再資源化製品」に、スマートフォンなど3品目を追加する方針を固めたことが8日、分かった。廃棄物として処理する際、内蔵するリチウム蓄電池の発火事故が多発し、対策が急務となっていた。利用者も家電量販店に持ち込むなど安全なリサイクルへ協力を求められる。
 指定再資源化製品に追加されるのは、スマホを含む携帯電話、モバイルバッテリー、加熱式たばこの計3品目。経産省が8月に開催予定の審議会で正式に決め、来年4月の改正資源有効利用促進法の施行に合わせて追加指定する。
 追加指定により、製造事業者や輸入販売事業者は製品回収とリサイクルが義務化され、違反すれば罰則が科される。利用者に罰則はないが、家電量販店や自治体のリサイクルボックスに持ち込むなど、適切な廃棄が求められる。
 現在の指定品目にはリチウム蓄電池を含む密閉型蓄電池そのものとパソコンがある。蓄電池を取り外せない一体型の製品は義務化の対象外だったが、一般ごみとして回収された後、処理施設などで発火する例が後を絶たない。環境省によると、小型リチウム蓄電池が原因で発煙や発火につながる事故は、2023年度に全国で2万件を超えた。

(2025/07/09)

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