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訴訟手続2025年11月27日 留置一部違法で賠償命令 交通違反巡り、名古屋高裁 提供:共同通信社

 歩行者がいるのに乗用車を一時停止しなかったとして道交法違反(横断歩行者妨害)容疑で愛知県警に現行犯逮捕された司法書士の40代女性が、違反の事実はなく、身体拘束は不当だとして、県に計550万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決があり、名古屋高裁は26日、請求を棄却した一審名古屋地裁判決を変更し、一部違法な留置があったと認め、県に16万5千円の支払いを命じた。
 判決によると、女性は2020年7月22日、同県一宮市の信号のない交差点で、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいたのに一時停止しなかったとして取り締まりを受けた。女性は違反を否認し、免許証の提示を拒んだとして現行犯逮捕、留置され、翌々日に釈放された。
 朝日貴浩(あさひ・たかひろ)裁判長は判決理由で、逮捕後に女性が身分や連絡先を明かし、当日午後8時ごろに警察官が女性の父親と面会した時点で逃亡や証拠隠滅の恐れが消滅したのに「あえて留置を継続した」と指摘。同日午後10時以降の約37時間を違法と認めた。一方で、逮捕自体は適法だったとし、道交法違反があったと認定した。

(2025/11/27)

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