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税務ニュース2004年06月28日 東京税理士会 国際都市税理士サミットを開催(2004年6月28日号・№072) 税務専門家の国際的連携を協議、共同声明を発信

東京税理士会 国際都市税理士サミットを開催
税務専門家の国際的連携を協議、共同声明を発信



 東京税理士会(会長 金子秀夫氏)は6月17日、税務専門家制度を有する6カ国の税務専門家団体の代表による「第1回国際都市税理士サミット」(以下、サミット)を開催した。今回のサミットでは、国際的な税務業務を行う上で各国の税務専門家を紹介し合うルートやサポートデスクの開設が提案されるなど、世界の納税者支援のための国際的連携等について協議された。

「東京宣言」を発表
 サミットに参加したスピーカーは、オーストラリア租税協会 前会長、中国注冊税務師協会 副会長兼秘書長、ドイツ・ケルン税理士会 会長、韓国ソウル地方税務士会 会長、イギリス勅許税務協会 会長など。議長は、東京税理士会 会長の金子秀夫氏が務めた。
 サミットの前日に開催された懇談会では、各国の税制の特徴と税務専門家制度の概要、現在特に取組んでいるテーマと今後の課題、税務専門家制度の将来展望と国際的連携への希望などについて意見交換が行われた。当日は、前日の意見交換を踏まえ、「税務専門家制度の国際的発展に向けて」をテーマに各国代表者が意見を表明し、税務専門家の社会的地位の向上と、国際的な協力体制の構築に向けた「東京宣言」に調印・発表した。
日税連との連携も強調
 終了後の記者会見では、日本税理士会連合会の提唱により1992年に設立されたアジア・オセアニアタックスコンサルタント協会(AOTCA)との関係について質問が及んでいる。金子氏は、「AOTCAは税理士に特化せず、計理士や公認会計士も含んだ活動。私どもは税理士に特化したい。サミットの成果は日税連に報告する。」と話し、今回のサミットを「AOTCAの活動を補完する機能も果たすもの」としている日税連との連携も強調している。本サミットの今後の展開については、「各国から今後も続けて開催したいという要望があった。ただ、具体的なことは未定。各国の持ち回りで、2~4年に一度開催するのが希望だ。」と話している。
 今回のサミットには、来賓として出席した森金次郎日税連会長をはじめ、各地の税理士会の代表者も出席している。
 
 

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