カートの中身空

閲覧履歴

最近閲覧した商品

表示情報はありません

最近閲覧した記事

税務ニュース2005年08月15日 木村幸俊 新国税庁長官インタビュー(2005年8月15日号・№127) 電子申告・納税システム(e-TAX)はプライバシーが問題

木村幸俊 新国税庁長官インタビュー
電子申告・納税システム(e-TAX)はプライバシーが問題



大武健一郎長官が勇退し、後任に前財務省関税局長の木村幸俊氏が就任した。国税の経験も豊富な木村長官に、就任にあたっての抱負、申告者が大幅に増加する次回確定申告への対応などを伺った。

就任にあたっての抱負
木村長官:まず、納税者が適正かつ円滑に納税義務を履行できるように申告納税制度を円滑に運営することです。そのために納税者が申告しやすい環境を整えます。また申告納税制度の脅威となる脱税、租税回避行為には厳しく対応します。
 次に、環境の変化への対応です。私はこの2年間、税関という変化の激しい所で、その変化に対応しなければというプレッシャーを感じながら仕事をしてきました。しかし、国税は伝統と長い歴史から、ともすれば物の見方が硬直的になる恐れがあります。常に世の中の動きに対してアンテナを高く掲げておくことが必要です。

e-TAX、改正消費税への取り組み
木村長官:申告納税制度の中でいかに電子申告も使い勝手をよくしていくかに尽きると思います。電子申告で難しい面はプライバシーの問題です。本人認証手続きなどセキュリティー面で使い勝手の悪さも出ますが、最後は納税者が使いやすいと思ってもらえるよう努めていきたいと考えています。
 改正消費税については、5月に出てきた法人の申告は順調に行われています。個人の方については、来年3月の申告が円滑に行えるように、少なくとも全然知らなかったということがないように、消費税のしくみ、簡易課税制度などの手続きを周知していきます。また、HP上の作成コーナーや電子申告などでも対応します。

印象に残るエピソード、趣味について
木村長官:消費税に関する思い出が多いですね。消費税は当初、一般消費税(仮称)、売上税などどれも上手くいかなかった歴史があり、それに私も色々な形で関わってきました。その中で唯一上手くいったのが、間税部長時の消費税導入で、その執行を行いました。座右の銘について、以前、ないと言ったらびっくりされましたが、むしろ座右の銘があるほうが不思議です(笑)。趣味は、花を育てること、スキューバーダイビング、音楽と絵画です。

当ページの閲覧には、週刊T&Amasterの年間購読、
及び新日本法規WEB会員のご登録が必要です。

週刊T&Amaster 年間購読

お申し込み

新日本法規WEB会員

試読申し込みをいただくと、「【電子版】T&Amaster最新号1冊」と当データベースが2週間無料でお試しいただけます。

週刊T&Amaster無料試読申し込みはこちら

人気記事

人気商品

  • footer_購読者専用ダウンロードサービス
  • footer_法苑WEB
  • footer_裁判官検索