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コラム2019年05月27日 【ゴーイング・コンサーン】 9期連続でゴーイング・コンサーン注記(2019年5月27日号・№788)

9期連続でゴーイング・コンサーン注記
平成31年1月期決算では2社

 全国の証券取引所に上場している企業の平成31年1月期決算会社では、9期連続で新都ホールディングス(旧会社名:クリムゾン)の監査報告書において、継続企業の前提(いわゆるゴーイング・コンサーン)に関する注記の強調事項が付されたことが本誌の調査でわかった(下掲参照)。また、アマガサが金融機関からの資金調達が困難な状況であるなどを理由として新たに注記がなされた。なお、不適正意見や意見不表明はなかった。

【全国証券取引所における平成31年1月期決算会社に係る継続企業の前提に関する注記の強調事項の記載状況】
会社名 業種
(上場区分)
強調事項の内容(一部抜粋) 監査法人等
新都ホールディングス 卸売
(JASDAQスタンダード)
継続企業の前提に関する注記に記載されているとおり、会社は前連結会計年度以前から継続して営業損失を計上しており、当連結会計年度においても営業損失324,761千円、経常損失367,612千円、親会社株主に帰属する当期純損失385,272千円を計上している。また営業活動によるキャッシュ・フローにおいても当連結会計年度において944,288千円のマイナスとなっている。このような状況から、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しており、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる。 監査法人元和
アマガサ 卸売
(JASDAQグロース)
継続企業の前提に関する注記に記載されている通り、会社は売上高が継続して減少しており、当連結会計年度においては重要な親会社株主に帰属する当期純損失を計上している状況である。また、金融機関からの新たな資金調達が困難となり、再建計画について協議中の状況である。以上のことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しており、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められる。 太陽有限責任監査法人
(EDINETの開示資料に基づき編集部が作成)

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