コラム2019年08月05日 【かこみコラム】 日税連の神津会長、軽減税率制度の周知徹底を（2019年8月5日号・№798）

日税連の神津会長、軽減税率制度の周知徹底を 　日本税理士会連合会は7月25日に第63回定期総会を開催し、会長には現会長の神津信一氏（東京会）が選任された。3期目となる神津会長は記者会見のなかで、今年の10月に迫った消費税率の引上げに伴う軽減税率制度の導入について、キャッシュレス決済時のポイント還元などの制度について中小事業者からの相談が相次いでいる現状を指摘。事業者に対する周知徹底に努めていきたいと話した。また、令和5年（2023年）に導入が予定されているインボイス制度についても、中小事業者に極力負担の少ない制度の構築を求めていくとした。このほか、高齢化に伴う後継者不足が進む中小事業者には、次世代の新たな経営者の力を入れるために、日税連が独自に開発した事業承継のマッチングサイト等を活用して支援していく考えを示した。