税務ニュース2006年10月02日 納税者に社会的使命の観点からe-Tax利用を促す(2006年10月2日号・№181) 関東信越国税局・若狭新局長インタビュー
納税者に社会的使命の観点からe-Tax利用を促す
関東信越国税局・若狭新局長インタビュー

今年7月、関東信越国税局長に若狭正幸氏が就任した。これまで札幌局長、仙台局長を歴任してきた若狭新局長に、関東信越局の印象、今事務年度の重点施策、e-Tax利用促進策などを聞いた。
それぞれの土地をきめ細かく見る
本誌:就任の抱負と関東信越局の印象をお聞かせ下さい。
若狭局長:関東信越局は組織として非常に大きいので、責任の重さを感じています。適正・公平な課税の実現に向け、基本を一つひとつ押さえながらしっかりとやっていきたいと思っています。
関東信越局の印象ですが、地域により気候や風土が異なるので一括りで考えるのは難しいと思います。行政の区画の都合上6県を見ていますが、茨城県と新潟県の人に共通の心意気があるかというと難しいかもしれません。関東信越には、山があり、日本海も太平洋もあり、それぞれの土地の差も大きいと思われますので、きめ細かくそれぞれの土地を見ていきたいと思います。
行政手続の透明性が求められている
本誌:今事務年度の重点施策についてお聞かせ下さい。
若狭局長:各税務署においては、たとえばその土地に道路が通るとなれば、関連した買収があるなど、その土地の事情をしっかり見極めてもらいたいと思います。
局全体では、経済取引が難しくなり、行政手続の透明性も求められるなか、我々もきっちり手続を踏み、効率的・効果的に仕事をしていく必要があると感じています。
電子政府では国税が大きなウエイト
本誌:e-Tax利用促進策をお聞かせ下さい。
若狭局長:これまで約2年間、システムを改良し、普及の努力もしてきましたが、残念ながら期待したほど数字が上がっていません。しかし、電子政府を作る過程で国税が大きなウエイトを占めることは避けて通れない事実です。その責任を感じ、e-Taxを利用していただくために、日々工夫を凝らしていく必要があります。
また、日本の社会全体のコストを下げていくためには、e-Taxが非常に有効かつ必要な手段であることをPRし、納税者の方々に社会的使命の観点から利用していただく工夫も必要だと考えています。
関東信越国税局・若狭新局長インタビュー

今年7月、関東信越国税局長に若狭正幸氏が就任した。これまで札幌局長、仙台局長を歴任してきた若狭新局長に、関東信越局の印象、今事務年度の重点施策、e-Tax利用促進策などを聞いた。
それぞれの土地をきめ細かく見る
本誌:就任の抱負と関東信越局の印象をお聞かせ下さい。
若狭局長:関東信越局は組織として非常に大きいので、責任の重さを感じています。適正・公平な課税の実現に向け、基本を一つひとつ押さえながらしっかりとやっていきたいと思っています。
関東信越局の印象ですが、地域により気候や風土が異なるので一括りで考えるのは難しいと思います。行政の区画の都合上6県を見ていますが、茨城県と新潟県の人に共通の心意気があるかというと難しいかもしれません。関東信越には、山があり、日本海も太平洋もあり、それぞれの土地の差も大きいと思われますので、きめ細かくそれぞれの土地を見ていきたいと思います。
行政手続の透明性が求められている
本誌:今事務年度の重点施策についてお聞かせ下さい。
若狭局長:各税務署においては、たとえばその土地に道路が通るとなれば、関連した買収があるなど、その土地の事情をしっかり見極めてもらいたいと思います。
局全体では、経済取引が難しくなり、行政手続の透明性も求められるなか、我々もきっちり手続を踏み、効率的・効果的に仕事をしていく必要があると感じています。
電子政府では国税が大きなウエイト
本誌:e-Tax利用促進策をお聞かせ下さい。
若狭局長:これまで約2年間、システムを改良し、普及の努力もしてきましたが、残念ながら期待したほど数字が上がっていません。しかし、電子政府を作る過程で国税が大きなウエイトを占めることは避けて通れない事実です。その責任を感じ、e-Taxを利用していただくために、日々工夫を凝らしていく必要があります。
また、日本の社会全体のコストを下げていくためには、e-Taxが非常に有効かつ必要な手段であることをPRし、納税者の方々に社会的使命の観点から利用していただく工夫も必要だと考えています。
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