税務ニュース2007年09月24日 専門家一人ひとりが力を最大限発揮できる環境を作る(2007年9月24日号・№228) 関東信越国税局・大前新局長インタビュー
専門家一人ひとりが力を最大限発揮できる環境を作る
関東信越国税局・大前新局長インタビュー
今年7月、関東信越国税局長に大前忠氏が就任した。仙台国税局長などを歴任してきた大前局長に、就任の抱負、e-Taxの利用促進について聞いた。
現場の生の声を聞く 本誌:局長就任の抱負をお聞かせください。
大前局長:関東信越国税局という大きな伝統ある組織をあずかることになり、緊張していますが、6,000人を超える専門家の一人ひとりが、その力を最大限発揮できる環境を作っていくことが最大の仕事だと思っています。局内での議論の際も、まず皆さんの考えや意見を十分聞いたうえで、ディスカッションし、方向を出していきたいと思っています。また、就任後半年間で管内63署を回りますが、様々な切り口で職員に集まってもらい、現場の生の声を聞いて日々の仕事に反映したいと思っています。
e-Tax利用促進のための3つの柱 本誌:e-Taxの普及促進に向けての取組みをお聞かせください。
大前局長:関信局における昨年のe-Tax利用件数は約16万4,000件で、平成17年度の約9倍となりました。国税庁全体の昨年の利用件数は約105万7,000件で前年度の約8倍ですから、関信局の取組みでは大きな結果を出すことができました。しかし、オンライン利用率の目標達成に向け、まだまだやるべきことはたくさんあります。
今事務年度は、大きく3つの柱で進めていきます。まず、税理士や税理士会に従来以上の協力要請を行います。次に、大規模法人の消費税申告、印紙税申告、酒税の毎月申告など特に利用者ニーズの大きな手続の利用促進を図ります。また、庁HPの確定申告書等作成コーナー利用者等、個人の納税者の利用促進を進めます。
信頼関係を持って仕事に臨む 本誌:座右の銘があればお聞かせください。
大前局長:仕事をするうえで非常に大事なことは、一緒に仕事をする人たちがお互いに信頼関係を持って、その場に臨んでいくことだと思います。逆に、相手の足元をすくってうまくやったとしても決して長続きはしないでしょう。これを、あえて言葉にすれば「至誠一貫」「百術は一誠に如かず」です。誠意が物事の基礎にあるということを大事にしたいと思っています。
関東信越国税局・大前新局長インタビュー

今年7月、関東信越国税局長に大前忠氏が就任した。仙台国税局長などを歴任してきた大前局長に、就任の抱負、e-Taxの利用促進について聞いた。
現場の生の声を聞く 本誌:局長就任の抱負をお聞かせください。
大前局長:関東信越国税局という大きな伝統ある組織をあずかることになり、緊張していますが、6,000人を超える専門家の一人ひとりが、その力を最大限発揮できる環境を作っていくことが最大の仕事だと思っています。局内での議論の際も、まず皆さんの考えや意見を十分聞いたうえで、ディスカッションし、方向を出していきたいと思っています。また、就任後半年間で管内63署を回りますが、様々な切り口で職員に集まってもらい、現場の生の声を聞いて日々の仕事に反映したいと思っています。
e-Tax利用促進のための3つの柱 本誌:e-Taxの普及促進に向けての取組みをお聞かせください。
大前局長:関信局における昨年のe-Tax利用件数は約16万4,000件で、平成17年度の約9倍となりました。国税庁全体の昨年の利用件数は約105万7,000件で前年度の約8倍ですから、関信局の取組みでは大きな結果を出すことができました。しかし、オンライン利用率の目標達成に向け、まだまだやるべきことはたくさんあります。
今事務年度は、大きく3つの柱で進めていきます。まず、税理士や税理士会に従来以上の協力要請を行います。次に、大規模法人の消費税申告、印紙税申告、酒税の毎月申告など特に利用者ニーズの大きな手続の利用促進を図ります。また、庁HPの確定申告書等作成コーナー利用者等、個人の納税者の利用促進を進めます。
信頼関係を持って仕事に臨む 本誌:座右の銘があればお聞かせください。
大前局長:仕事をするうえで非常に大事なことは、一緒に仕事をする人たちがお互いに信頼関係を持って、その場に臨んでいくことだと思います。逆に、相手の足元をすくってうまくやったとしても決して長続きはしないでしょう。これを、あえて言葉にすれば「至誠一貫」「百術は一誠に如かず」です。誠意が物事の基礎にあるということを大事にしたいと思っています。
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