会計ニュース2003年07月08日 IASBでリース会計が取り上げられる公算、大 ASBでの山田理事の見通し
IASB(国際会計基準審議会)の山田辰己理事は7月8日のASB(企業会計基準委員会)・リース会計専門委員会において、IASBにおいてリース会計が取り上げられる可能性について言及した。山田理事の見通しでは本年内にリース会計が議題に取り上げられる可能性は9割9分とのこと。現在、IASBにおいては、リサーチ・プロジェクトとして英国ASBによりリースの会計処理方法の研究が進められている。そこでは、ファイナンス・リースとオペレーティング・リースを区別せず(単一的な処理方法)、「使用権」の移転があった借手はオン・バランス処理が必要となる案が提示されている。IASBでリース会計が取り上げられれば、英国ASBによる案をたたき台として審議が進められ、2007年前半に公開草案が出される見込み。
現在、リース会計専門委員会では所有権移転外ファイナンス・リースのオン・バランス化を巡り議論が交わされている。IASBの動きは我が国のASBにおける議論に直接的な影響を与えるものではないものの、2005年問題(EUでの全面的なIAS準拠)もあり、今後ともIASBの動向は目が離せないといえよう。
現在、リース会計専門委員会では所有権移転外ファイナンス・リースのオン・バランス化を巡り議論が交わされている。IASBの動きは我が国のASBにおける議論に直接的な影響を与えるものではないものの、2005年問題(EUでの全面的なIAS準拠)もあり、今後ともIASBの動向は目が離せないといえよう。
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