税務ニュース2002年11月01日 国税庁・平成13事務年度における法人税等の課税事績を公表! 法人税の不正(割合・脱漏所得金額)ワ-スト業種は、パチンコ業
国税庁は、平成13事務年度における公益法人等・源泉所得税・法人税の課税事績を公表した(下記リンク参照)。法人税の事績では、調査対象の法人数はほぼ前年並み(前年対比100.8%)、実地調査数は減少気味(同87.5%)であるが、不正申告1件当たりの不正脱漏所得金額は過去最高(14,658千円、同118.6%)となっており、他税目にも見られる傾向ではあるが、大口・悪質事案を重視した課税当局の対応を窺い知る結果となった。
今後についても課税当局では、税務行政を取り巻く環境変化(国際化・高度情報化・広域化)をふまえ、調査必要度の高い法人に重点を置いて調査を実施する方針を明らかにしている。
不況色反映し、不正発見割合ワ-スト業種は、「バ-・クラブ」から「パチンコ」ヘ
法人税の事績では、黒字申告割合が減少(31.1%→30.9%)し、黒字申告1件当たりの所得金額が42,555千円(同84.5%)など、不況色が感じ取れるものとなった。 過去14年連続で不正発見割合第1位であった「バ-・クラブ」も不況に強いといわれる「パチンコ」にワ-ストの座を譲ることになった。これも、社用族の減少等で、「バ-・クラブ」業界の低迷が背景として考えられるのである。
平成13事務年度における公益法人の課税事績について
http://www.nta.go.jp/category/press/press/1365_03/01.htm
平成13事務年度における源泉所得税の課税事績について
http://www.nta.go.jp/category/press/press/1365_02/01.htm
平成13事務年度における法人税の課税事績について
http://www.nta.go.jp/category/press/press/1365_01/01.htm
今後についても課税当局では、税務行政を取り巻く環境変化(国際化・高度情報化・広域化)をふまえ、調査必要度の高い法人に重点を置いて調査を実施する方針を明らかにしている。
不況色反映し、不正発見割合ワ-スト業種は、「バ-・クラブ」から「パチンコ」ヘ
法人税の事績では、黒字申告割合が減少(31.1%→30.9%)し、黒字申告1件当たりの所得金額が42,555千円(同84.5%)など、不況色が感じ取れるものとなった。 過去14年連続で不正発見割合第1位であった「バ-・クラブ」も不況に強いといわれる「パチンコ」にワ-ストの座を譲ることになった。これも、社用族の減少等で、「バ-・クラブ」業界の低迷が背景として考えられるのである。
平成13事務年度における公益法人の課税事績について
http://www.nta.go.jp/category/press/press/1365_03/01.htm
平成13事務年度における源泉所得税の課税事績について
http://www.nta.go.jp/category/press/press/1365_02/01.htm
平成13事務年度における法人税の課税事績について
http://www.nta.go.jp/category/press/press/1365_01/01.htm
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