コラム2024年03月04日 今週の専門用語 拡張解釈(2024年3月4日号・№1017)
拡張解釈
税法の解釈には文理解釈と論理解釈があるが、拡張解釈は後者の一種で、法令の文字が通常意味するところより若干広げて解釈することをいう。ただし、拡張解釈には、租税法律主義の観点から学説、判例とも否定的な立場をとっている。例えば東京地裁昭和39年5月28日判決は、税法の拡張解釈は一般に許されないが、納税者に利益を図る方向では許されるとし、大阪地裁昭和37年2月16日判決は、課税の目的のため恣意的にその負担の限度を拡大して解釈することは許されないとしている。
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