会計ニュース2024年07月18日 ASBJ、IASBの企業結合の公開草案にコメント 企業結合の業績に関する情報の開示は財務諸表外が適当
速報 News Wave
企業会計基準委員会(ASBJ)は7月12日、IASB公開草案「企業結合 ― 開示、のれん及び減損(IFRS第3号及びIAS第36号の修正案)」に対するコメントを国際会計基準審議会に提出した。公開草案では、減損テストについて一定の有効性の改善が提案されているが、現行の取扱いの明確化にとどまり、問題の根本的な解決につながらないと指摘。のれんの残高は長年にわたり積み上がり続け、今後、財務諸表の有用性が低下していく可能性があることを懸念し、引き続きのれんの償却の再導入が必要としている。
開示に関しては、企業結合の業績に関する情報の開示を要求している点には、有用性があり得ることは認識しつつも、財務諸表外で開示することがふさわしいとしている。また、期待されるシナジーに関する定量的情報の開示の提案には反対している。
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