会計ニュース2025年10月03日 ASBJ、バーチャルPPAの会計処理を決定へ(2025年10月6日号・№1093) 再公開草案は公表せず
企業会計基準委員会(ASBJ)は、早ければ10月下旬にもバーチャルPPAの会計処理を定めた実務対応報告である「非化石価値の特定の購入取引における需要家の会計処理に関する当面の取扱い」を正式決定する予定だ。
公開草案からの変更点としては、例えば、公開草案公表時の非化石価値取引制度に基づき、需要家が自己使用目的で非化石価値を購入することを前提としていたが、制度変更で親会社が調達した非化石価値を子会社や関連会社へ融通可能になったことを踏まえた見直しなどが行われている(本誌1084号参照)。ただし、制度変更は公開草案公表時に想定されていたことにより、再度、公開草案は公表しないとしている。そのほか、取り扱いの明確化などが行われる予定だ。
適用は、2026年4月1日以後開始する連結会計年度等の期首からとされ、実務対応報告を公表した日以後開始する連結会計年度等の期首からの早期適用も認められる。
当ページの閲覧には、週刊T&Amasterの年間購読、
及び新日本法規WEB会員のご登録が必要です。
週刊T&Amaster 年間購読
新日本法規WEB会員
試読申し込みをいただくと、「【電子版】T&Amaster最新号1冊」と当データベースが2週間無料でお試しいただけます。
人気記事
人気商品
-
-
団体向け研修会開催を
ご検討の方へ弁護士会、税理士会、法人会ほか団体の研修会をご検討の際は、是非、新日本法規にご相談ください。講師をはじめ、事業に合わせて最適な研修会を企画・提案いたします。
研修会開催支援サービス -