コラム2020年07月06日 今週の専門用語 「特別の事情」の判断基準（2020年7月6日号・№841）
「特別の事情」の判断基準
「特別の事情」の判断基準の明示について、国は、「通常想定していない例外的な場面でのみ適用される評価通達６につき、『普遍化できる評価基準を具体的に判示す』ることが著しく困難であることは当然であって、控訴人らの主張は評価通達６の位置付けを正解しないものである。」と反論。また、「裁判例においても、評価通達によらないことが相当と認められるような特別の事情の有無を判断するに当たり、納税者等の主観面を上記特別の事情の判断の考慮要素としていることは明らか」と主張した。
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