会計ニュース2003年12月04日 企業結合専門委員会と事業分離専門委員会の議論が開始される 第１回目は合同委員会の形式で開催

　企業会計基準委員会（ＡＳＢ）の専門委員会である企業結合専門委員会と事業分離専門委員会は12月４日、第１回の専門委員会（合同委員会）を開催した。両委員会は先日企業会計審議会より公表された「企業結合に係る会計基準」を受けて、ＡＳＢでとりまとめることが必要となった会計基準及び適用指針の開発のための専門委員会。来年３月頃に予定している第１回の論点整理に向け、早速審議が開始されることとなった。第１回目ということもあり、詳細な議論は行われず、事務局作成の論点整理表の解説が中心の展開となった。
　企業結合と事業分離は主体の違いの差に過ぎないため、両専門委員会は密接な連携が必要となる。そこで、今後は単独で開催する専門委員会に加えて、両委員会が合同で開催する合同委員会での審議も重ねていく予定。