コラム2003年07月28日 【ことばのコンビニ】 コベナンツ・ローン(2003年7月28日号・№029)
ことば02 会計
コベナンツ・ローン
コベナンツ・ローンとは、借り手が一定の事由につき作為又は不作為の遵守の義務を負う特約のついた金銭消費貸借契約をいいます。コベナンツ(covenants)とは、契約条項、遵守条項といった意味です。
コベナンツとしては、ローン目的や貸し手・借り手の力関係等によりさまざまなものが考えられます。例えば、純資産額・経常損益・配当・負債比率等の財務データの一定水準維持(いわゆる財務制限条項)、資金の使途の制限、格付け機関による格付けの一定水準の維持、重要な資産や子会社等の売買の禁止、情報の開示、許認可の取得や維持、担保差入の禁止等があります。
また、コベナンツを遵守できなかった場合は、期限の利益の喪失、貸出の新規実行の停止等のペナルティが課されることとなります。
なお、コベナンツ(特に財務制限条項)が有効に機能するためには、会計監査等による財務諸表の信頼性の担保が不可欠といえます。
コベナンツ・ローン
コベナンツ・ローンとは、借り手が一定の事由につき作為又は不作為の遵守の義務を負う特約のついた金銭消費貸借契約をいいます。コベナンツ(covenants)とは、契約条項、遵守条項といった意味です。
コベナンツとしては、ローン目的や貸し手・借り手の力関係等によりさまざまなものが考えられます。例えば、純資産額・経常損益・配当・負債比率等の財務データの一定水準維持(いわゆる財務制限条項)、資金の使途の制限、格付け機関による格付けの一定水準の維持、重要な資産や子会社等の売買の禁止、情報の開示、許認可の取得や維持、担保差入の禁止等があります。
また、コベナンツを遵守できなかった場合は、期限の利益の喪失、貸出の新規実行の停止等のペナルティが課されることとなります。
なお、コベナンツ(特に財務制限条項)が有効に機能するためには、会計監査等による財務諸表の信頼性の担保が不可欠といえます。
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