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会計ニュース2004年03月29日 ASB・減損会計の早期適用に関する実務対応報告を公表(2004年3月29日号・№060) 早期適用をしない場合、在外子会社の減損損失を連結上戻すことも可に

ASB・減損会計の早期適用に関する実務対応報告を公表
早期適用をしない場合、在外子会社の減損損失を連結上戻すことも可に


企業会計基準委員会(ASB)は3月22日、実務対応報告第14号「固定資産の減損に係る会計基準の早期適用に関する実務上の取扱い」を公表した。

公開草案から大きな変更は無し
 公開草案(57号25頁参照)から大きな変更はないが、寄せられたコメントを受け入れ、Q2のAの最後に、持分法適用関係会社及び在外子会社については、連結上、親会社等の早期適用の状況に合わせて修正することを妨げない旨の一文が追加されるとともに、Q4においてもQ2の追加個所に準じるとする修正が加えられている。これにより、在外子会社が現地の基準に従い減損会計を導入していても、親会社が早期適用をしない場合には、親子会社間の会計処理の統一を重視する観点から連結上在外子会社の減損損失を戻す処理も認められることとなった。

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