会計ニュース2004年07月26日 会計士協会・会計士が留意すべき情報セキュリティに関する報告書を公表 セキュリティ・ポリシーの具体例も用意
日本公認会計士協会は7月26日、IT委員会研究報告第26号「公認会計士が業務上留意すべき情報セキュリティ」を公表した(6月15日付け)。これは、最近におけるIT化の進展に伴い、公認会計士が業務遂行に際し対応が必要となる「情報セキュリティ」の問題に関して取りまとめたもの。公認会計士には守秘義務が課されているが、IT化の進展に伴い秘密漏洩の危険性が増大していることから、各会計事務所における対策が必要となってくる。本報告書では、危険性の認識と対策方法等が記述されるとともに、小規模の公認会計士事務所をモデルにしたセキュリティ・ポリシー(基本方針)、対策基準、実施手順書の具体例も用意したものとなっている。
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