カートの中身空

税務ニュース2004年08月25日 LLPの創設でパス・スルー課税の実現目指す 経済産業省・LLPで研究会を発足

 経済産業省は8月20日、本誌の取材に対し、有限責任事業組合(LLP)の創設のため、有識者による研究会を発足し、有限責任会社(LLC)と同時期(来年の通常国会)に法案を提出したい意向を明らかにした。研究会は9月16日からスタートし、年末までに報告書をまとめる予定。創設へ向けた議論の最大の焦点となる税制上の措置については、引き続き、関係各省庁と調整を図る。経済産業省は、平成17年度税制改正要望から、LLPの構成員(パス・スルー)課税を盛り込む方針だ。なお、9月にスタートする研究会での主な議事項目は、LLPの政策的な効果とLLP制度の骨格の二点。主な論点としては、①有限責任制の導入に伴う債権者保護の考え方、②法人格を有さないため、法的な主体性についてどのように手当していくか、③租税回避行為の防止策などが予想されている。

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