会計ニュース2003年06月10日 ＡＳＢ・与党案採用せず 近日中に結論を公表
企業会計基準委員会（ＡＳＢ）は６月１０日に「減損会計及び時価評価の適用に関する緊急検討」を開催し、ＡＳＢとしての結論の原案につき承認した。ＡＳＢが出した結論は、与党から提案のあった①固定資産の減損会計の強制適用時期の延期案、②長期保有の有価証券の時価評価を選択制とする案、③長期保有の有価証券の強制評価減を選択制とする案の３つの案のすべてにつき、採用しないというもの。与党案が採用されれば、わが国の会計不信が更に増幅されかねないだけに、市場関係者の注目を浴びていた。
結論は、ＡＳＢで指摘された字句修正等を施した上、近日中に公表される予定。
結論は、ＡＳＢで指摘された字句修正等を施した上、近日中に公表される予定。
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