会計ニュース2003年07月07日 東証・平均46.5日で連結発表（2003年7月7日号・№026） 平成15年3月期決算発表状況等（連結）をまとめる

東証・平均46.5日で連結発表
早まる決算発表の所要日数
平成15年3月期決算発表状況等（連結）をまとめる


東京証券取引所（東証）は6月25日に、「平成15年3月期の決算発表状況等（連結）の集計結果について」を公表した。これによると、連結決算発表の平均所要日数は46.5日。前年より1.8日短縮されており、決算発表の短縮化傾向は依然として続いていることが分かった。

10年間で24.5日早まる
　連結決算発表は年々短縮化している。平均所要日数を時系列で比較すると一目瞭然（右表参照）。
　発表所要日数分布でみてみると、発表までに51日超を費やした会社は前年の869社から684社と大きく減少している。一方、41日から50日以内で発表に至った会社は前年の445社から586社と増加している（下グラフ参照）。
　なお、連結決算と個別決算を同時に発表した会社は1,550社と前年よりも26社増加している。
　ちなみに、もっとも早く連結決算の発表を行った会社はメッツ社とアドヴァン社で、ともに4月4日の発表。

	平均所要日数（日）	前年比（日）
H5/3	71.0	-1.3
H6/3	69.5	-1.5
H7/3	68.6	-0.9
H8/3	66.6	-2.0
H9/3	64.6	-2.0
H10/3	62.1	-2.5
H11/3	59.4	-2.7
H12/3	53.9	-5.5
H13/3	50.3	-3.6
H14/3	48.3	-2.0
H15/3	46.5	-1.8