税務ニュース2003年07月29日 国税庁・平成14年度租税滞納状況を公表 新規発生滞納額は前期比9.2%減
国税庁は28日、「平成14年度租税滞納状況について」を公表した。これによると、新規発生滞納額は前期比9.2%減の1兆1,046億円と4年連続で減少していることがわかった。現在、国・地方公共団体における入札参加資格審査に際して納税証明書が必要とされている。また、消費税滞納未然防止策として10年10月に1金融機関から始まった消費税積立預金も15年3月現在357金融機関に広まっている。これらの諸策があいまって新規発生滞納額の防止に寄与した模様。
また、滞納整理に際しては、昨年より導入された集中電話催告システムを活用。その結果、整理済額は1兆3,369億円と前期比4.4%減であるものの、新規発生滞納額を大幅に上回っている結果となった。
また、滞納整理に際しては、昨年より導入された集中電話催告システムを活用。その結果、整理済額は1兆3,369億円と前期比4.4%減であるものの、新規発生滞納額を大幅に上回っている結果となった。
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