会計ニュース2003年10月08日 市場価格の著しい下落の場合では「30%程度下落以上」を盛り込まず ASB・減損会計適用指針案について検討
企業会計基準委員会(ASB)の減損会計専門委員会が10月7日に開催され、「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」案について検討した。減損兆候における市場価格の著しい下落については、50%程度下落していないときの目安として「例えば、30%程度以上下落している場合」を適用指針に盛り込む修正案などが前回の同委員会で事務局から提示されていたが、最終的には盛り込まないことで合意された。この点については、10月10日に開催される企業会計基準委員会で最終決定される見込みだ。
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