会計ニュース2003年10月14日 経済産業省・緊急円高影響調査を実施 製造業の海外シフトが加速するか
経済産業省は10日、「緊急円高調査について」を公表した。これは、最近の急激な円高を受け、円高が企業に与える影響について製造業を中心に12業種計73社に緊急ヒアリングを実施した結果をとりまとめたもの。
これによると、採算レートの回答企業平均は113円/ドル。対ドル・レートが110円より高い水準にある現在(10月10日現在)のレートでは多くの企業が不採算水準にあることがわかった。もっとも、回答企業の約8割が2・3ヶ月程度の為替予約を実施しており、年内の影響は限定的と思われる。ただし、現在の為替レートが継続した場合、回答企業の約8割が収益や投資計画等への悪影響があると回答している。
詳細はこちら
http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0004589/
これによると、採算レートの回答企業平均は113円/ドル。対ドル・レートが110円より高い水準にある現在(10月10日現在)のレートでは多くの企業が不採算水準にあることがわかった。もっとも、回答企業の約8割が2・3ヶ月程度の為替予約を実施しており、年内の影響は限定的と思われる。ただし、現在の為替レートが継続した場合、回答企業の約8割が収益や投資計画等への悪影響があると回答している。
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