コラム2023年08月28日 かこみコラム 最高裁、みずほ銀行のCFC税制適用事案で口頭弁論開催へ(2023年8月28日号・№992)

最高裁、みずほ銀行のCFC税制適用事案で口頭弁論開催へ

 最高裁第二小法廷(草野耕一裁判長)は令和5年10月6日にみずほ銀行がケイマンに置いたSPC(特別目的会社)に係るタックス・ヘイブン対策税制(CFC税制)の適用の可否が争われている裁判の口頭弁論を開催する旨を明らかにした。
 一審ではみずほ銀行側が敗訴したものの、控訴審では、みずほ銀行が各子SPCの当期純利益から剰余金の配当等を受け得る支配力は存在しないとして、CFC税制を適用すべきでないとの判断が示され、みずほ銀行が逆転勝訴している(本誌876号、923号等参照)。最高裁が口頭弁論を開催することで、控訴審判決が覆る可能性もあり注目される。

当ページの閲覧には、週刊T&Amasterの年間購読、
及び新日本法規WEB会員のご登録が必要です。

週刊T&Amaster 年間購読

お申し込み

新日本法規WEB会員

試読申し込みをいただくと、「【電子版】T&Amaster最新号1冊」と当データベースが2週間無料でお試しいただけます。

週刊T&Amaster無料試読申し込みはこちら

人気記事

人気商品

  • footer_購読者専用ダウンロードサービス
  • footer_法苑WEB
  • footer_裁判官検索