コラム2020年02月24日 今週の専門用語 ブレンディング(2020年2月24日号・№824)
ブレンディング
高課税と低課税をミックスさせ、ミニマム税率の判定上、高い税負担割合を創出すること。ミニマム税率は、ブレンディングの方式が確定しないと決められない。現在「全世界」「国ごと」「事業体ごと」の3方式が議論されているが、全世界方式は簡易だが“抜け”防止のためミニマム税率が高くなり、国ごと方式は、ある国の税負担割合を算出する際に国外所得、外国法人税額を除く手間が生じる。事業体ごと方式はCFC税制に近いが、こちらも国ごと方式と同様の手間が生じる可能性がある。
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